北朝鮮メディア 拉致問題できょうも日本政府を批判 #nhk_news https://t.co/wjYCS4TEpa
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月27日
27日付けの朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、拉致問題について論評を掲載しました。
この中で、北朝鮮に拉致された可能性が排除できないとして、いわゆる特定失踪者の1人に認定していた男性が先月、日本国内で見つかったことについて「行方不明になった人を意図的にわれわれと結び付けたことは、わが国へのたくらみだ」と主張しました。
そのうえで「日本は日中戦争が始まったあとだけでも840万人の朝鮮の人たちを拉致して戦場や工場に送り出した。日本は過去の罪を清算する考えが全くない」と主張して過去の清算を改めて求め、前提条件なく日朝首脳会談の実現を目指す日本政府を批判しました。
北朝鮮の国営メディアは26日も「安倍一味こそ、いかさまと謀略を得意にしている」として安倍総理大臣を名指しして非難しています。
徴用工訴訟で日本企業に賠償を命じた韓国最高裁判決を受けた対応策を先送りする「動かない文政権」に対し、韓国の政界と世論、そして原告らにもいらだちが募っていています。https://t.co/MbxBhgAaxC
— 毎日新聞 (@mainichi) 2019年5月27日
北朝鮮 米のボルトン大統領補佐官を批判「戦争好む人物」 #nhk_news https://t.co/pq7nAJz0KC
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月27日
北朝鮮外務省の報道官は27日、声明を発表し、今月発射した短距離弾道ミサイルについて、アメリカのボルトン大統領補佐官が国連安全保障理事会の決議に違反するという認識を示したことに対して、「正常な訓練だ。自衛権を放棄しろと言っているのと同じだ」と反発しました。
そのうえで、ボルトン補佐官について「安全保障を破壊する補佐官だ。わが国に対する先制攻撃などさまざまな挑発的な政策を考えてきた戦争を好む人物だ。このようなできの悪い人間は、1日も早く消えるべきだ」と強く批判しました。
北朝鮮は一方で、トランプ大統領個人への批判は避けていて、北朝鮮への強硬姿勢を貫くボルトン補佐官を政権から遠ざけて、3回目の米朝首脳会談に向けてトランプ大統領から制裁解除などの譲歩を引き出したい思惑がありそうです。
韓国 米軍抜きで独自演習 北朝鮮が反発強める可能性も #nhk_news https://t.co/i8Ke92VFWP
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月27日
演習は、武力攻撃やテロ、災害などに備えることを目的に、韓国軍と政府機関、企業などから48万人余りが参加し、4日間の日程で始まりました。
期間中は、有事を想定しコンピューターを使った図上演習を行うほか、災害時における中央省庁や自治体、民間の連携を確認することなどが予定されています。
この演習は、去年の米朝首脳会談を受けて中止が決まった米韓合同軍事演習「ウルチ・フリーダム・ガーディアン」に代わるものとして韓国側が単独で行っていて、韓国政府は、演習は軍事だけではなく、災害にも対応していると強調するなど北朝鮮に配慮しているとみられます。
韓国国防省報道官は、27日の会見で「北との軍事合意を忠実に履行しており、防衛的性格の訓練だ」と改めて強調しました。
ただ、北朝鮮は今月、2度にわたり、ミサイルの発射を強行しているほか25日には、国営メディアが韓国軍に対し「平和の気流に逆行し、敵対行為に執ようにしがみついている」などと批判していて、今後、反発を強める可能性もあります。