英 4月の自動車生産ほぼ半減 EU離脱で操業休止 #nhk_news https://t.co/2gMXYgUkQx
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月31日
業界団体の発表によりますとイギリスで先月、生産された自動車の台数は7万台余りで、前の年の同じ月を44.5%下回りました。
イギリスに工場を置く自動車メーカーの一部はEU離脱によって部品の調達が滞るおそれがあるとして当初、離脱の期限とされていた3月29日以降に操業を一時取りやめる計画を示していました。
離脱は直前になって延期されましたが、BMWやジャガー・ランドローバーなどが計画どおりに操業の休止を実施し、この結果、先月の自動車の生産台数が大きく減る結果となりました。
先月の大幅な落ち込みはこうした特別な要因によるものですが、EU離脱による不透明感から、イギリスの自動車の生産は11か月連続で減少しているほか、自動車産業における去年の投資額が前年の半分の水準にとどまっています。
ことし10月のEU離脱の際には生産が再び大きく落ち込む可能性もあり、業界団体は「合意なき離脱の懸念はすみやかに、そして永久に取り除かれなければならない」と訴えています。