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イギリスの統計局は11日、去年1年間のGDPの伸び率の速報値が、物価の変動を除いた実質で1.4%のプラスになったと発表しました。これは前の年を0.4ポイント下回り、2012年以来6年ぶりの低い水準となります。

背景には、ことし3月に迫ったEU離脱の行方が依然として見えない中、自動車の生産や建設が減少したことに加え、企業の間で新たな投資を控える動きが強まったためです。

ことしのGDPの伸び率について、イギリスの中央銀行イングランド銀行は7日、リーマンショックで景気が後退した2009年以来10年ぶりに低い、1.2%にとどまるという予測を公表していて、EU離脱をめぐる先行きの不透明感がイギリスの経済成長の足かせになるという懸念が強まっています。

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