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ロイター通信は5日、アメリカ政府が台湾に対して戦車108両や対戦車ミサイルなど合わせて20億ドル以上(日本円にして2100億円以上)の武器を売却する方針を、議会に非公式に伝えたと報じました。

トランプ政権は、これまでも台湾に対してミサイルや戦闘機の部品など合わせて22億ドル余りの売却を決めていますが、一度に決定した規模では最大になる可能性があります。

ただアメリ国務省の広報担当者はNHKに対し、「議会に正式に通知する前にはコメントしない」と述べ、事実関係の確認を避けています。

戦車の売却が事実であれば、装備の近代化を進める台湾の蔡英文総統の求めに応じた形となり、トランプ政権としては貿易などで激しく対立する中国をけん制するねらいがあるとみられます。

中国はトランプ政権が進める台湾との関係強化に神経をとがらせていて、売却が実現すれば強く反発するのは避けられない見通しです。

中国外務省の耿爽報道官は6日の記者会見で、「報道を見て、関係するアメリカの動向に重大な懸念を表明する。アメリカによる台湾への武器の売却に断固として反対する中国の立場は一貫して明確だ」とけん制しました。

その上で、「武器の売却や台湾との軍事的な関係を停止し、台湾に関する問題を慎重かつ適切に処理して中国とアメリカの関係と台湾海峡の平和と安定を損なわないよう促す」と述べて慎重な対応を求めました。

中国としては、報道された動きに対して強い懸念を示したもので、今後、実際に売却が行われれば、さらに強く反発するものとみられます。

 ロシアのプーチン大統領と同国を訪問中の習近平(シーチンピン)中国国家主席は5日夕、モスクワ動物園で、中国から貸与されたジャイアントパンダのお披露目式に出席した。

 パンダの貸与が決まったのはプーチン大統領が北京を訪問した4月。1歳の雌と2歳の雄のつがいがモスクワまで運ばれ、検疫所や動物園内の隔離施設で過ごしていた。

 ロシアにパンダが登場するのは、短期の貸与があった2001年以来。今回の2頭は今後15年、モスクワ動物園で暮らす。プーチン氏はお披露目の前に、クレムリンで行われた首脳会談の共同発表で「ロシアに対する尊敬と信頼の証し」と習氏に感謝した。

 両首脳は、中国語コンクールの参加者やロシア駐在中国外交官の子どもたちと一緒に雄と対面。2頭は6日から新しいパンダパビリオンで一般公開される。