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アメリカ海軍第7艦隊の声明によりますと、7日昼ごろ、フィリピン海を航行中のアメリカ海軍のイージス巡洋艦「チャンセラーズビル」に、ロシア海軍駆逐艦が異常に接近したということです。

声明によりますと、チャンセラーズビルが甲板にヘリコプターを降ろす作業を行っていたところ、ロシアの駆逐艦が右後方から近づき、15~30mの距離まで接近してきたということです。

アメリカ海軍が撮影した映像では、併走するように航行するロシアの駆逐艦が徐々に接近し、乗組員の姿が見えるほどの距離にまで近づいていることがわかります。

チャンセラーズビルは衝突を避ける措置をとったということで、シャナハン国防長官代行は記者団に「こうした行為は危険であり、プロ意識に欠けたものだ」と非難し、外交ルートを通じてロシア政府に抗議する考えを示しました。

一方、ロシア側は「アメリカ海軍の艦艇が突然進路を変更し、およそ50mの距離に近づいたので、衝突を回避するため緊急に対応したものだ」と反論しています。

調査を始めたのは、北方領土を事実上管轄しているロシア極東サハリン州選出のカルロフ下院議員や地元の歴史家などの調査団で、7日、北方四島択捉島に到着しました。

今回の調査は、1945年8月に旧ソビエト軍が千島列島から北方領土にかけて上陸して占領した作戦についての記録の収集で、収集した内容を現地の歴史を記録した年鑑にまとめるとしています。

一行は7日は択捉島の島民や退役軍人の家族などから資料や情報の提供を受けたほか、島民を前に戦争の歴史を残す重要性を説明していました。

8日からは国後島歯舞群島でも調査を行う予定です。

調査団の代表を務めるカルロフ下院議員は「島々がロシアの領土であることは疑いがない。調査は若者への教育や未来のためにも必要だ」と話していました。

今回の調査は、戦争の結果、北方四島がロシアの領土になったとするロシア側の主張を定着させるねらいのある動きで、今後の日ロ交渉を一層難しくするおそれがあります。

ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアと対話する必要性などを訴えて初当選し、先月就任しました。

しかし今週、EU=ヨーロッパ連合のトゥスク大統領と会談した際、ウクライナのEU加盟は、ロシアの抱く帝国構想の死を意味する」などと、ロシアに対する批判的な発言をしました。

こうした発言を行ったゼレンスキー大統領について、ロシアのプーチン大統領は、サンクトペテルブルクで開かれている国際会議で「選挙の最中と終わったあとで言っていることが反対で矛盾している」と述べました。

さらに「彼はいまだ私たちのことを敵だとか侵略者と呼んでいる」と述べ、現時点で対話に応じられる環境にないという見方を示しました。

ゼレンスキー大統領は議会での権力基盤を固めるため、議会選挙を当初予定されていたことし10月から来月に前倒しして実施することを決めており、プーチン大統領としては、議会選挙の行方もにらみながらウクライナへの出方を探るとみられます。

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