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トランプ大統領は17日、南部ノースカロライナ州で支持者を集めた集会を開き、この中で、自身に批判的なソマリア出身の野党・民主党のオマル議員について「アメリカの勤勉な労働者を侮辱し、反イスラエルのひどい発言をしてきた」などと批判しました。

これを受けて、会場の支持者が10秒余りにわたってオマル議員について「国に送り返せ」と連呼すると、トランプ大統領は演説をやめ、軽くうなずくようなしぐさを見せながら会場に目をやりました。

オマル議員はソマリアから移住し、アメリカ国籍を取得していて、トランプ大統領ツイッターなどで「アメリカが嫌なら国に帰ってはどうか」などと攻撃してきた議員の1人です。

集会での支持者の連呼は差別的だと批判の声が上がっていますが、トランプ大統領は18日、記者団に「私が言ったのではない。私はよいとは思わない」などと述べ、みずからの責任ではないと主張しました。

連呼に対しては、与党・共和党の一部からも懸念の声が出ているということで、トランプ大統領としては、支持者による差別的な言動から距離を置くことで批判の高まりを避けたい思惑もあるとみられます。