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アメリカとイランの間で緊張が続く中、トランプ政権はペルシャ湾のホルムズ海峡の安全を確保するためとして、有志連合の結成に向けて同盟国などに参加を呼びかけています。

これについてイランのジャハンギリ第1副大統領は23日、演説で「イランはペルシャ湾の安定を守り続けてきた」と述べて、この海域で自国が果たしてきた役割を誇示しました。

そのうえで「地域の安全保障は域内の国が提供するべきで、有志連合は必要ない」と述べて、アメリカ主導による有志連合の結成に向けた動きをけん制しました。

一方、タンカーの拿捕(だほ)をめぐって対立するイギリスのハント外相が22日、ヨーロッパ主導の態勢でホルムズ海峡の船舶を守ると表明したことについては、具体的な言及はありませんでした。

イランはアメリカが有志連合の結成を検討していることを受けて、日本やイギリスなど各国に外交ルートを通じて参加しないよう求めています。
敵対関係にあるアメリカとイランが外交攻勢をかける中で、各国は難しい対応を迫られています。

これはフランスのルドリアン外相が23日、議会下院にあたる国民議会で述べました。

この中でイランにタンカーを拿捕(だほ)されたイギリスがヨーロッパ主導の態勢でホルムズ海峡の船舶を守ると表明したことについて「イギリスとドイツとともにこの地域の海の安全を監視し守るためにヨーロッパ主導の取り組みを始めている」と述べ、イギリスとともに態勢について協議していることを明らかにしました。

そのうえで「イランに最大限の圧力をかけようとするアメリカ主導の取り組みとは正反対のものだ」と述べ、この地域で高まる緊張の緩和がねらいだとしています。

ホルムズ海峡の安全確保についてはアメリカのトランプ政権が有志連合の結成に向けて同盟国などに参加を呼びかけていますがイランは必要ないと強くけん制しています。

フランスは安全確保をヨーロッパ主導で進めると強調することでイランをこれ以上刺激するのを避けるねらいがあるとみられます。

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