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貴金属や原油などの先物商品が取り引きされている東京商品取引所によりますと、2日の金の先物価格は1グラム当たり4922円でした。

5月上旬からの3か月間で8%上昇し、金の先物が取り引きされるようになった1982年以来の最高値、5081円に迫る水準となっています。

金は安全な資産と見なされ、世界経済や国際情勢の不透明感が高まる際に買われる傾向があります。

最近の値上がりは、米中貿易摩擦やイギリスのEU離脱などを背景に、株式市場や外国為替市場から資金が流入しているためではないかとみられています。

また、この値上がりを見て、手持ちの金やアクセサリーを売って現金に換える人も増えています。

大手貴金属会社「田中貴金属工業」では、ことし6月、買い取った金の量が前の月のおよそ4倍に増えたということです。

田中貴金属工業の加藤英一郎貴金属リテール部長は「金を売る人が増える一方、高値でも買いたいという人も多く、資産として注目が集まっているのではないか」と話しています。