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晩さん会にはおよそ50か国の首脳らが参加しました。

安倍総理大臣は冒頭、「今晩は、日本各地の特産品を生かし、和のエッセンスを取り入れた夕食を用意した。日本とアフリカのさらなる発展を祈念し、杯を上げたい」と述べました。

晩さん会の料理を監修したシェフの熊谷喜八さん。

実は熊谷さん、20代のころ、4年間、アフリカのセネガルやモロッコにある日本大使館で料理人として勤務していました。

そこで出会った現地スタッフが作ったフランス料理に魅了され、フランス料理の道を歩み始めたと言います。

今回の創作料理には、当時の経験も生かして、隠し味にアフリカでよく使われるスパイスを使いました。

熊谷さんは「まず日本を感じてもらって、アフリカをかすかに感じるものを表現したかった」と話していました。

アフリカがみずからの原点だと話す熊谷さん。

今回の料理が日本と現地とのかけはしになればと願っています。

熊谷さんは「アフリカにお礼をしたい気持ちがあった。だからこそ、訪れた人たちの思い出に残る料理にしたかった」と話していました。

3年に1度開催され、7回目を迎えたTICADは、横浜市で、安倍総理大臣とアフリカ50か国余りの首脳らが参加して、開発支援や経済関係の強化をテーマに議論が行われ、30日、3日間の日程を終えて閉幕します。

安倍総理大臣は29日の全体会合で、中国による巨額融資でアフリカ諸国が債務超過に陥り、中国側の意向を無視できなくなる、いわゆる「債務のわな」が進んでいることを念頭に、「借金漬けになっては民間企業のアフリカへの進出を妨げる」と懸念を示しました。

会議の成果として政府が採択を目指す「横浜宣言」には、高い経済的潜在力を有するアフリカへの投資や企業の進出を促進するとともに、持続的な成長を後押しするため、透明性の高い融資の拡大や、財政管理の重要性などが盛り込まれる見通しです。

また、海洋進出を強める中国を念頭に、インド太平洋地域の「航行の自由」や「法の支配」の重要性に加え、アフリカ諸国との海洋安全保障面での協力強化などが明記されるものとみられます。

横浜市で開かれたTICAD=アフリカ開発会議には、安倍総理大臣とアフリカ50か国余りの首脳らが参加し、3日間の日程を終え、「横浜宣言」を採択して閉幕しました。

「横浜宣言」では、高い経済成長の潜在力を有するアフリカへの民間投資を促進し、人材育成を進めるとしています。

また中国の巨額投資によって債務超過に陥る、いわゆる「債務の罠」を念頭に、相手国の財政状況に配慮した質の高いインフラ投資に言及したG20大阪サミットの首脳宣言を踏まえ、透明性の高い融資を拡大するとともに、財政状況の安定に向けた協力を推進するとしています。

さらに海洋進出を強める中国を念頭に、日本が提唱する「自由で開かれたインド太平洋」の重要性がTICADの首脳宣言として初めて明記され、アフリカ諸国との海洋安全保障面での協力を強化するとしています。

横浜市で開かれていたTICAD=アフリカ開発会議が閉幕し、安倍総理大臣は共同議長を務めたエジプトのシシ大統領らと記者会見しました。

この中で安倍総理大臣は今回の会議の成果について「アフリカの皆さんが描く未来の実現を全力で応援するのがTICADだ。日本企業だけではなく、欧州やアジアからも集まった。世界中から官民の力を結集し、アフリカの無限の力を開花させることができる。日本はこれからもTICADプロセスをリードしていく」と述べました。

また安倍総理大臣は中国による、いわゆる「債務の罠」を念頭に「中国はアフリカへの支援に積極的だが、同時にアフリカ開発の重要なアクターだ。支援にあたっては、対象国の債務負担が過剰にならないようにしなければならない。持続的に発展できることが肝要で、支援の開放性、透明性、経済性などが求められる」と指摘しました。

そのうえで「わが国は公的債務管理の研修や、政策アドバイザーの派遣などで、アフリカ諸国の債務管理能力の向上を支援していく。日本のこうした強みを生かし、着実な経済成長を目指すアフリカ自身の努力を力強く支援していく」と述べました。

記者会見で安倍総理大臣は、緊張が高まるイラン情勢に関連し、「中東の緊張緩和のために粘り強く取り組みたい。イランも含めて対話が行われる状況を作り、対話が進んでいくための役割を果たしていきたい」と述べ、アメリカとイランの直接対話を含め、緊張緩和に向けた努力を続ける考えを示しました。

また安倍総理大臣は中東のホルムズ海峡の安全確保のため、アメリカが結成を目指している有志連合への対応について、「中東における日本関係船舶の航行の安全を確保するために万全を期すのは当然のことだ。どのような対応が効果的か、総合的に判断していきたい」と述べました。

共同議長を務めたエジプトのシシ大統領は、会議で採択された「横浜宣言」に、アフリカの若者の育成に日本が積極的に協力する方針が盛り込まれたことを高く評価しました。

横浜市で開かれていたTICADは、30日閉幕し、アフリカの経済発展を担う若者の育成に日本としても積極的に貢献することなどを盛り込んだ「横浜宣言」が採択されました。

これについて共同議長を務めたエジプトのシシ大統領は「人口の65%が若者であるアフリカ諸国にとって人材育成は優先度の高い問題だ。宣言はアフリカの開発の羅針盤ともなるものだ」と述べ、高く評価しました。

また日本企業の進出や投資の拡大を積極的に推し進める方針が示されたことについてシシ大統領は「日本とアフリカ諸国の強い意志が反映されたもので、投資環境の整備や経済協力の姿勢が鮮明となった」と述べ、期待を示しました。

そのうえでシシ大統領は「アフリカ大陸全体で工業化やインフラの構築、電子商取引などの法整備を進めていく」と述べ、アフリカ各国が責任を持って日本の協力に応えられる態勢を整えていく決意を示しました。

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両陛下は30日午後、TICADに出席したアフリカの30か国余りの首脳夫妻らを皇居 宮殿に招いて茶会を催し、秋篠宮ご夫妻など皇族方とともに懇談されました。

はじめに、両陛下と皇族方が一人ひとりと握手をしてあいさつを交わされました。

このあと天皇陛下が「この会議はアフリカ諸国のさらなる発展と人々の幸せに寄与していくものとなったことを期待しております。皆様のご健勝、ご多幸ならびにそれぞれの国民の幸せを祈ります」と述べられました。

天皇陛下は皇太子時代にモロッコやガーナ、それにケニアを公式訪問されるなどしたほか、秋篠宮ご夫妻もアフリカの国々を訪問されています。

懇談が終わると両陛下は南車寄せで各国の首脳らと時間をかけてことばを交わし、姿が見えなくなるまで手を振って見送られていました。

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#天皇家

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冒頭、安倍総理大臣は、ことし6月のイラン訪問に触れたうえで、「最高指導者のハメネイ師は核兵器を作らず保有せずという明確な話をされた。ハメネイ師らの意思を踏まえ、情勢の安定化に向け、日本としても粘り強く外交努力を続けていきたい」と述べました。

これに対し、ザリーフ外相は「日本政府による中東の緊張緩和に向けた役割を歓迎している。われわれは決して緊張の高まりを望んでいない。国際法に基づき、あらゆる国がみずからの当然の権利を享受すべきだ」と応じました。

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北朝鮮問題について山口氏が、まずは北朝鮮の非核化が重要だという認識を伝えたのに対し、宋氏は「日本が北朝鮮に直接接触することや生産的な役割を果たすことを支持する」と応じました。