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イギリス議会では、EUに対して離脱の延期を求める法案が週明けにも成立する見通しですが、ジョンソン首相はEUとの合意の有無にかかわらず来月末の期限に離脱する姿勢を崩さず、延期を拒否する発言を繰り返しています。

こうした中、政権の主要閣僚であるラッド雇用・年金相は7日、みずからのツイッターに投稿し、閣僚を辞任したうえで、与党・保守党を離党することを表明しました。

ラッド氏は、首相に宛てた辞任の書簡で「EUとの間で離脱をめぐる合意を得ることを政府が目指しているとは思えない」として、合意なき離脱を回避するための首相の対応が十分でないことを強く批判しました。

また、離脱延期法案の成立へ向けて野党側に協力した議員21人を党が除名処分にしたことについて、品位と民主主義への攻撃だと批判していて保守党の離党も決めたとしています。

保守党では、ジョンソン首相の強引な政権運営に対する批判も根強く、閣僚が辞任し、離党するという異例の事態は、厳しい状況に追い込まれているジョンソン首相にとって、さらなる打撃となりそうです。

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