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香港では、容疑者の身柄を中国本土にも引き渡せるようにする条例改正案の撤回が発表されたあとも、市民の抗議活動が続いています。

15日は中心部で、警察の許可がないまま大規模なデモ行進が行われ、参加者らは「香港を取り戻せ」などと声を上げながら、大通りを行進しました。

一方、夕方以降、一部の参加者が過激化し、政府庁舎に向けて火炎びんやレンガを投げ入れたり地下鉄の駅の施設を破壊したりしたため、警察が催涙弾や放水車を使って強制排除に乗り出しました。また、一部の地域では、過激化した若者らと住民らが殴り合いになる場面も見られました。

香港政府によりますと、15日夜9時の時点で合わせて8人がけがをして病院に搬送され、このうち49歳の男性が一時、重体となっていましたが、その後、意識が回復したということです。

香港政府は「過激な参加者による暴力行為は、市民の安全に危害を加え、社会の秩序を深刻に破壊している」として、厳しく非難する声明を発表しました。

香港では一連の抗議活動が始まって3か月以上がたちましたが、事態が収束する見通しは立っておらず、混乱が長期化しています。

香港では、15日、警察の許可がないまま大規模なデモ行進が行われ、一部の参加者が政府庁舎に火炎びんを投げ入れたり、地下鉄の駅の施設を破壊したりしました。

香港の警察は、16日の記者会見で、15日の一連の違法行為で、13歳から67歳までの合わせて55人を、放火や武器の所持などの疑いで逮捕したことを明らかにしました。

また15日は、デモの参加者とこれに反対する住民との間で殴り合いも起き、合わせて28人がけがをして、このうち1人が重体だということです。

警察は会見で、火炎びんは、警察ばかりでなく、一般市民や記者に向けても投げられていたと指摘し、「暴力行為がコントロールできない程度までエスカレートしている。暴徒の行為によって、すべての市民が被害者になる可能性がある」と述べ、デモが過激化していると非難しました。

中国国家統計局の発表によりますと、先月の工業生産は去年の同じ月と比べ4.4%の伸びにとどまりました。これは単月の伸び率としては17年半ぶりの低い水準です。

業種ごとに内訳をみますと、金属加工機械などの一般設備の伸び率が前の年の同じ月と比べ横ばいとなりました。一方、インフラや製造設備などの固定資産投資をみますと、ことし1月から先月までの投資額は、去年の同じ時期に比べて5.5%の伸びにとどまり、民間企業による投資の伸び率の縮小が目立ちました。

工業生産や固定資産投資が伸び悩んだのは、アメリカとの貿易摩擦を背景に企業が生産や設備投資を手控えたことが主な要因とみられます。また、先月の小売売上の伸び率は前の月より0.1ポイント縮小し、消費も振るいませんでした。

国家統計局の付凌暉報道官は「国際的に不確定要素が増えている。政府はインフラ投資への支援を拡大していく」と述べ、公共事業を拡大して景気を下支えする方針を示しました。

台湾外交部の呉※ショウ燮部長は、16日夜、記者会見を開き、1983年から外交関係のある南太平洋のソロモン諸島の政府が、台湾と断交して中国と国交を樹立することを決めたと明らかにしました。

ソロモン諸島では圧倒的な経済力を持つ中国との外交関係を求める声が高まっていて、ことし4月に就任したソガバレ首相のもと、台湾との関係を精査する委員会が設けられ、近く最終的な判断を出すと伝えられていました。

台湾は関係を維持してもらおうと先月、ソロモン諸島とビザ免除の協定を結び、先週は外相などを台湾に招いていたほか、地元メディアは、アメリカ政府も働きかけていたと伝えていました。

ソロモン諸島が台湾との断交を決めたことについて、呉部長は「中国が地元の政治家を買収した」などと述べ、厳しく批判しました。

中国は、「1つの中国」という考え方を認めない民進党蔡英文総統に対して外交的な圧力を強めていて、蔡総統が就任して以降、台湾との断交を決めたのはソロモン諸島で6か国目となり、台湾と外交関係がある国は過去最少の16か国となりました。

※ショウは「金」へんに「りっとう」

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中国東部の浙江省を流れる「銭塘江」は河口が広く、上流に向かって川幅が急に狭くなる地形をしていて、潮の満ち干が大きくなると海の水が河口から逆流する現象が起きることで知られています。

毎年、日本の十五夜にあたる「中秋節」の時期になると潮の満ち干が特に大きくなるため逆流の現象が1年で最も激しくなります。

中国では「中秋節」の連休ということもあり、河口近くの公園には中国各地から大勢の人が訪れ、激しい音を立てて潮が逆流してくる珍しい現象を見物していました。

この現象は潮の満ち干に合わせて1日に2回起きるため、夜になっても中秋の名月を眺めながら月明かりの中で潮が逆流してくる様子を楽しもうという人たちでにぎわっていました。

地元当局は、ことしの潮は去年よりも大きく迫力を楽しめそうだと予想していますが、一方で過去には見物客が波にさらわれる事故も起きていることから安全に注意するよう呼びかけています。