タリバン幹部「対話の扉 開かれている」 米に交渉再開呼びかけ #nhk_news https://t.co/uj8VCDOb91
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年10月6日
アフガニスタンをめぐっては、アメリカが反政府武装勢力タリバンとの和平交渉に乗り出し先月には原則合意したと発表しましたが、タリバンによるテロでアメリカ軍兵士が死亡したことを受けて交渉を中止しています。
こうした中、タリバンの交渉団の1人のシャヒーン報道官は6日、NHKの取材に対し、ロシアや中国、イランに加えてパキスタンの政府関係者と協議を行ったとして「アメリカ側が速やかに交渉に戻り、原則合意した約束を守るべきだという認識で一致した」と述べました。
そのうえで「和平の実現に向け対話の扉は開かれている」と述べ、アメリカ側に対し、改めて交渉の再開を呼びかけました。
一方、タリバンの交渉団が先週パキスタンでアメリカ側の代表と交渉再開に向けて協議したと伝えられたことについては「会談の可能性はあったが、その有無について公式に明言できない」と述べるにとどまりました。
和平交渉についてアメリカのトランプ大統領は先月「交渉は死んだ」と述べて白紙に戻ったという認識を示すなど、先行きは不透明な情勢となっています。