「アラブの春」成功例 チュニジア大統領選 憲法学者が当選 #nhk_news https://t.co/HHw2gdxKw3
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年10月14日
チュニジアの選挙管理委員会は14日、首都チュニスで会見を開き、前日の13日に投票が行われた大統領選挙の決選投票の開票結果を発表しました。
得票率は▽憲法学者のカイス・サイード氏が72.71%、▽実業家のナビル・カルウィ氏が27.29%で、サイード氏が勝利しました。
政治経験はありませんが、選挙戦では腐敗の一掃を訴え、経済の低迷や高い失業率に不満を抱えた若者の支持を取り込みました。
選挙管理委員会の発表を前に勝利宣言したサイード氏は、「権力の座にある人たちと一般の人たちとの間で信頼関係を再構築する必要がある。憲法の枠組みのなかで物事を進めていきたい」と述べ意気込みを語りました。
チュニジアは、市民による抗議デモで独裁政権が崩壊したあと、着実に民主化を進め、「アラブの春」の唯一の成功例とも言われています。
しかし、民主化後も暮らし向きがよくならないことに国民の不満は高まっていて、新たな大統領に就任するサイード氏が、経済の立て直しにどう取り組むのか注目されます。
d1021.hatenadiary.jp
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