シーク教徒のビザなし巡礼合意 カシミール問題で対立の印パ #nhk_news https://t.co/P7VJiTe6mT
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年10月25日
インドとパキスタンとの間では、インド側にいるシーク教徒が、ことし開祖の生誕550年の節目にあわせてパキスタンのシーク教の寺院に巡礼できるよう、両国の間にまたがる形で新たな巡礼路の建設が進んでいます。
両政府によりますと、来月8日と9日にインド側とパキスタン側で、それぞれ完成を祝う開通式が行われることになり、これを前に24日、両国の間で合意文書が交わされました。
合意では、パキスタン側は来月9日から、ビザなしで毎日およそ5000人の巡礼を認めるとしたうえで、巡礼者は1人当たり20ドル、日本円にしておよそ2200円を支払い、日帰りで寺院を訪問できるとしています。
一方、インド側は「パキスタン側と問題なく合意した。今後、合意した内容が守られることを期待している」としています。
インドとパキスタンとの間では、ことし8月に領有権を争うカシミール地方の州の自治権をインド政府が撤廃したのに対し、パキスタン政府が貿易を停止するなど強く反発し対立が続いています。
こうした中、今回、両国の間で新たに交わされた合意を受けて今後、関係改善につながるのか注目されます。
India, Pakistan to allow visa-free pilgrimages https://t.co/0kNB8G59X2
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年10月25日