https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

「鉄鋼グローバル・フォーラム」は、中国などで過剰に生産された鉄鋼製品が安値で輸出され各国の鉄鋼業に打撃を与えている問題について協議するため3年前に設立されました。

東京で開かれたフォーラムの3回目の閣僚会合には、30余りの国と地域の閣僚などが参加し梶山経済産業大臣が議長を務めました。

終了後に発表された議長声明によりますと、3年前に比べると過剰生産は改善したものの、大多数の国が過剰生産の解消に向けてさらなる取り組みが必要だと主張しました。

これに対し中国は、フォーラムの目標は達成したとして今の枠組みを続けることに反対し、フォーラムは期限のことし12月で終了することになりました。

記者会見した梶山大臣は、「日本は中国との2国間の連携を強化していきたい」と述べ、今後、中国側に政府間の高いレベルでの対話に応じるよう促すとともに、それ以外の国々とは別の枠組みを設けるなどして、過剰生産問題に対応する考えを示しました。

 陳の供述によれば、台湾滞在の最終日の未明、ホテルで潘さんから「元交際相手の男性の子どもを妊娠している」と明かされ、性行為の動画を見せられた挙げ句に口論となり、かっとなって潘さんの首を絞めて殺害に至ったという。若気の至りともいえる痴情のもつれが、香港を大混乱に陥れているデモの発端だったのだ。

 台湾警察は陳を指名手配したが、台湾と香港の間には犯罪人引き渡し条約が結ばれておらず、陳は潘さんの殺害を認めているものの、香港の司法では陳を殺人罪で裁けず、身柄を台湾に渡すこともできない。

 そういった事情から、香港政府は陳の身柄を台湾に渡せるよう「逃亡犯条例改正案」を作成し、立法会で可決させようとしていたのである。

 この「逃亡犯条例改正案」、殺人犯の身柄を香港から台湾に引き渡せるようになるだけなら問題ないのだが、いったん可決されれば中国政府が香港人を意のままに逮捕し、自国内で拘束できるようになる可能性もあることから、香港市民たちが反発。同法案の廃案要求をするデモが起き、今に続いているというわけである。

 一方、陳に対しては4月12日、マネーロンダリングの罪で2年5カ月の実刑判決が言い渡された。しかし、その後減刑され、10月23日に釈放。出所の際、陳は遺族に謝罪し、台湾の捜査当局に出頭するつもりであると表明したが、中国との政治問題化を恐れる台湾側は陳の出頭を拒否するとしており、陳は現在、自由の身となっている。

 刑務所で頻繁に陳と面会していたキリスト教牧師のピーター・クーン氏によると、陳は刑期中にキリスト教に改宗し、潘さんを殺害したことについて後悔の念を示しているという。

 台湾には殺人罪に対して最高で死刑が科されるが、クーン氏は陳が自供したことから、死刑は免れるだろうと語っている。

 今後、陳の身柄がどうなるかは不明だが、香港のデモはもはやこの事件から離れ、混迷を極めている。

d1021.hatenadiary.jp