https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ISにはこれまでに80を超える国々から合わせて4万人以上の外国人が戦闘員などとして参加したと推計され、トルコはこのうち1200人を国内で拘束しています。

トルコ内務省の報道官は11日、アメリカ国籍のISのテロリストを国外に追放した」と地元メディアに述べ、拘束してきた外国人戦闘員らの国外追放を始めたことを明らかにしました。

また、この日のうちにドイツ国籍とデンマーク国籍の2人も国外追放するほか、フランス出身の11人についても手続きを進めているということです。

ヨーロッパの国々は過激思想が自国で拡散する懸念などから外国人戦闘員らの市民権を剥奪するなどして身柄の引き取りを拒んできましたが、トルコ政府はこうした姿勢は無責任だとして「トルコは外国人テロリストのホテルではない」と批判を強めていました。

今回、トルコが戦闘員らの国外追放を始めるにあたって出身国と調整がついているのかは明らかになっておらず、今後、ヨーロッパの国々では混乱も予想されます。

ISには、これまでに80を超える国から合わせて4万人以上の外国人が戦闘員などとして参加したと推定され、トルコはこのうち1200人を国内で拘束しています。

ヨーロッパの国々は過激思想が自国で拡散する懸念などから身柄の引き取りを拒んできましたが、トルコ政府は11日、拘束していた外国人戦闘員らの国外追放を始めたと発表しました。

トルコのメディアによりますと、この日、アメリカ国籍の男がギリシャとの国境から追放されましたが、ギリシャが入国を拒否したため、国境の検問所の間で動けなくなる事態が起きました。

なぜ男がギリシャに追放されたのかは明らかになっていません。

またデンマークの首都コペンハーゲンの空港では、トルコから到着した男が警察にその場で身柄を拘束されました。

トルコ政府は、今後さらにフランス出身の11人やドイツ出身の7人を追放するとしていますが、出身国と調整がついているのかも明らかになっておらず、さらに混乱が生じる可能性もあります。

IAEAは11日、イランの核開発に関する最新の報告書をまとめました。

それによりますと、イランが今月9日から中部フォルドゥの核施設でのウランの濃縮活動を開始したことを確認したということです。

フォルドゥの核施設は敵国からの攻撃を避けるために地下深くに作られたもので、核合意で活動が禁じられていますが、イランは今月、この施設でウラン濃縮活動を再開したとしてアメリカなどをけん制しており、今回、検証活動を行うIAEAが活動を公式に確認した形です。

さらに報告書では、イランがこれまでIAEAに申告していなかった国内の施設から微量の天然ウランが検出されたと指摘し、この問題について速やかに説明責任を果たすよう求めています。

これに対しイランのガリブアバディIAEA大使は「イランは最大限協力し、IAEAに必要な査察を認めてきた」などとする声明を発表し、IAEAに十分な協力をしていると反論しました。

今回の報告書は来週18日から行われるIAEAの理事会で各国に報告される予定で、核合意の形骸化が一層進む中で、各国からはイランへの批判がさらに高まることが予想されます。

イスラエル軍は12日未明、パレスチナ暫定自治区ガザ地区空爆を行い、イランとつながりが深い武装組織「イスラム聖戦」の幹部を殺害しました。

一方、隣国シリアのダマスカスでも12日未明、別の幹部の自宅が空爆されて息子が死亡し、イスラム聖戦はイスラエルの仕業だと非難する声明を発表し、その報復として、これまでにガザ地区から70キロ離れた商業都市テルアビブなどに向けて50発以上のロケット弾を発射しました。

イスラエル軍によりますと、ロケット弾はミサイル防衛システムで迎撃し、今のところけが人はいないということです。

イスラエルのネタニヤフ首相は、ことし9月の総選挙の後、連立交渉に失敗して組閣が難航していることに加え、首相本人が汚職事件で年内にも起訴される可能性があり、窮地に立たされています。

野党勢力の間からはガザ地区へ攻撃を行うことで、国民の危機感をあおり、政権の求心力を保とうとしているとの見方も出ています。

d1021.hatenadiary.jp