イラク 1人死亡16人けが 反政府デモ隊集まる広場近くで爆発 #nhk_news https://t.co/yNNhZI8eFT
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月16日
イラクの首都バグダッド中心部にある広場の近くで15日深夜、車に仕掛けられた爆発物が爆発しました。
この広場は、先月初めから続く反政府デモの中心となっていて、大勢のデモ隊がテントなどで寝泊まりしており、現地の警察によりますと、爆発に巻き込まれてデモ隊の1人が死亡し、16人がけがをしたということです。
これまでのところ、犯行を主張する声明などは出ておらず、デモ隊をねらった犯行だったのかなど、詳しいことは明らかになっていません。
イラクでは、高い失業率やまん延する汚職などへの不満を背景に、先月初めから、政治の刷新を求める大規模な反政府デモが続き、デモ隊と治安部隊との間でたびたび衝突が発生して、これまでに320人以上が死亡しています。
今回、デモ隊が集まる広場で爆発が起き、死者が出たことにデモの参加者からは怒りの声があがっていて、さらなる混乱の拡大や治安の悪化が懸念されます。