日本の中小企業のロシア進出支援 モスクワで商談会 #nhk_news https://t.co/NUR3QybSXP
— NHKニュース (@nhk_news) November 16, 2019
日本政府は、3年前、平和条約交渉を前進させるために「8項目の協力プラン」と呼ばれる新たな経済協力計画をロシア側に提案し、先端技術分野での協力や中小企業の交流拡大などを進めています。
モスクワの日本大使館では、15日、日本の中小のIT企業や製造業など12社が参加する商談会が開かれ、ロシア側からおよそ200人の企業経営者が出席しました。
ロシアでは、長引く欧米の経済制裁の影響で景気の低迷が続いていますが、プログラミングやデータ分析を行うエンジニアの育成をはかっていて、日本のIT業界を中心にロシアへの関心が高まっています。
商談会に参加した都内のIT企業の社長は「ロシアの技術者のレベルは驚くほど高い。一緒にビジネスをして、われわれの技術をロシアで広めたい」と話していました。
また、ロシアのIT企業の幹部は「日本のIT技術によってロシアの人々の生活の質が向上することを期待しています」と話していました。
ロシア極東で日本文化を紹介 利き酒コーナーに行列 #nhk_news https://t.co/rWtRk8ycAA
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月16日
この催しは日本とロシアの相互理解を深めようとウラジオストクにある日本総領事館が毎年開いていて、16日は和太鼓や三味線によるコンサートなど日本各地の伝統文化や食が紹介されました。
このうち利き酒のコーナーは行列ができるほどの盛況ぶりで、蔵元の代表が大吟醸や純米酒などの味の特徴や作り方を説明したあと、訪れた人たちが6種類の日本酒を飲み比べながら味や香りの微妙な違いを楽しんでいました。
現地を訪れた山口県の蔵元「澄川酒造場」はプーチン大統領が訪日した際にふるまわれた日本酒を紹介し、試飲した男性は「そのような酒を飲めてとてもうれしいです。どうやって酒を造るのか聞けたのもおもしろかった」と話していました。
「澄川酒造場」の澄川宜史社長は「大統領が飲んでくれたことで関心が高く、ありがたいです。日本酒の繊細な魅力をアピールしたい」と話していました。
また、岩手県の蔵元「南部美人」の久慈浩介社長は「ウォッカと比べた反応を聞けておもしろかった。流通がよくなればロシアは期待できる市場だと思います」と話していました。
#日露
ウクライナ紛争の解決目指し仏独加えた4か国で首脳会談か #nhk_news https://t.co/FoFKIhbSSy
— NHKニュース (@nhk_news) November 16, 2019
ウクライナ東部では、5年以上にわたり、欧米寄りのウクライナ政府軍とロシアを後ろ盾とする親ロシア派の間で戦闘が続き、国連によりますとこれまでにおよそ1万3000人が死亡しました。
ロシアとの対話路線を掲げ、ことし5月に就任したウクライナのゼレンスキー大統領は、東部の戦闘地域で政府軍を親ロシア派と対じする前線から引き離すなど対話に向けた環境整備を進めてきました。
その結果、ウクライナとフランスの大統領府は、15日、ロシアとドイツを含めた4か国の首脳会談が来月9日にパリで開かれることになったと発表しました。
会談にはウクライナのゼレンスキー大統領とロシアのプーチン大統領のほか仲介役を務めるフランスのマクロン大統領とドイツのメルケル首相が出席する予定です。
一方で、ロシアは、ウクライナに対して親ロシア派の支配地域に特別な地位を与えるよう求めていて、これまでのところ4か国首脳会談の開催を表明しておらず、今後の出方が注目されています。