ノルウェーの右翼団体 コーラン燃やす パキスタンが非難声明 #nhk_news https://t.co/SvdZkqo0Yi
— NHKニュース (@nhk_news) November 23, 2019
ノルウェーで地元の右翼団体のメンバーがイスラム教の聖典コーランを燃やしたことを受けて、イスラム教徒が人口の多数を占めるパキスタンは強く非難する声明を発表し、今後イスラム社会で反発が広がることが懸念されています。
パキスタンのメディアなどによりますと、ノルウェー南部のクリスチャンサンで今月中旬、地元の右翼団体がイスラム教徒に対する抗議活動を行っていたところ、メンバーの1人がコーランを燃やしました。
大勢の人たちが集まる中、これをやめさせようとした男性がコーランを燃やしたメンバーに飛びかかってもみあいとなり、現場周辺は一時騒然となったということです。
これを受けて、パキスタン外務省は23日に声明を発表し、「世界中のイスラム教徒の感情を著しく害するもので、表現の自由のもとでもこうした行為は許されない」と強く非難し、パキスタンに駐在するノルウェーの大使を呼んで再発防止を求めました。
パキスタンではこれまでのところ、目立った抗議活動は行われていませんが、ネット上ではやめさせようとした男性を英雄だとしてたたえる声が相次いでいて、今後、イスラム社会で反発が広がることが懸念されています。
Pakistan protests burning of Koran in Norway https://t.co/Y2cekecz5Z
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年11月24日