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EUの隠し玉は原子力と中国

欧州委員会のフランス・ティメルマンス執行副委員長(気候変動担当)は12日、COP25の会場で記者会見し、「欧州グリーンディールを法制化して来年のCOP26に臨み、2050年実質ゼロに向けた流れを作りたい」と意気込みました。隠し玉は原子力と中国です。

原子力は決して持続可能なエネルギーではないものの、温室効果ガスを出さない。過渡的エネルギーとして役割はある。原則的に原子力に反対は唱えないが、長期的には原子力は持続可能ではない。2050年実質ゼロを目指すための原子力使用には当面、反対しない」

アメリカがパリ協定から離脱する中、EUは来年9月に温暖化対策で中国と協議した上で、英グラスゴーで開かれるCOP26に臨みたいと考えています。2030年までに二酸化炭素排出量の増加を抑えるという中国の削減目標をさらに引き上げさせるのが狙いです。

「中国はパリ協定に実効性を持たせるために役に立つ。中国の協力なしに実質ゼロは達成できない。欧州グリーンディールは新しい成長戦略だ。貿易戦争などで多国間主義が困難に直面する中、中国には2050年実質ゼロを目指すことが新しい成長戦略になることを提案したい」

 グレタさんは列車の床にスーツケースに囲まれて座る自らの写真とともに、「超満員列車でドイツを移動中。やっと家に帰るところです!」と投稿した。

 このグレタさんの投稿に対し、ドイツ鉄道はドイツ語版のツイッター公式アカウントでいら立ち気味に反応。「親愛なるグレタさん、気候変動と闘うわれわれ鉄道労働者を支援してくれてありがとう」「ファーストクラス(1等車)であなたをおもてなししたフレンドリーで有能な弊社スタッフについても触れていただけたら良かったです」と投稿した。

 ドイツ鉄道はさらにプレスリリースで、グレタさんら一行は「フランクフルト以降はファーストクラスに座っていた」と補足した。グレタさんはこれに対し再びツイッターで、フランクフルト駅以降は席が見つかったと述べ「問題はなかった」と投稿した。

 グレタさんは「(スイスの)バーゼル(Basel)からの私たちの列車は運行中止だった。そのため2本の列車を乗り継ぐ間、私たちは床に座っていた。(ドイツの)ゲッティンゲン(Goettingen)から後は席に座れた」「何も問題はないし、もちろん問題があったとは全然言っていない。列車が超満員ということは、鉄道の旅の需要が高いという素晴らしいしるしだ!」と記した。

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しかし事態をさらに良く見ていくと、地球温暖化問題は「騙しの構造」が別のところにもあることがわかる。それは、パリ協定で定めた温暖化対策の中心となる事業として国連で議論されている「緑の気候基金が「2酸化炭素の排出を減らす」ためと喧伝されているものの、実際は2酸化炭素の排出を減らすものになっていないことだ。国連で議論されている地球温暖化対策を主導するのは「欧米(トランプの米国以外)」であるように見えるが、実のところそうでなく、主導役は「中国」だ。中国は2009年のCOP15でオバマ大統領から主導役を委譲されて以来、温暖化問題を主導している(近年はトランプの覇権放棄策によって、温暖化対策だけでなく国連全体が中国やロシアの主導になっている)。 (Wikipedia - Green Climate Fund)

中国は世界最大の2酸化炭素の排出国だが、2酸化炭素の排出を減らすと自国と世界の経済にマイナスだと知っているので、自国と国連が「2酸化炭素を減らすふりだけして実際の削減事業をやらない」策略を採っている。

トランプの米国は昨年からパリ協定の離脱を宣言していたが、実際の離脱手続きを開始したのは最近だ。このタイムラグの意味するところも、これからの大統領選挙戦の期間に、温暖化問題の真贋や、パリ協定離脱への賛否を争点の一つにして、人為説のインチキを暴露するのをトランプ支持の増加につなげようとする策だと考えられる。

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ここまで、地球温暖化問題の根幹にある人為説が歪曲であることを書いた。なぜ、この歪曲が根強く行われているのか。歪曲を主導するのは科学者でなく政治勢力だろう。科学者は下っ端だ。マスコミや学術界を動員して何十年も歪曲を維持するのは軍産複合体の特有のやり方だ。歪曲の手口から見て、人為説や温暖化問題の黒幕は軍産である。軍産は、何のために温暖化問題をやっているのか。

#温暖化