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新年を旧暦で祝う香港では、今月25日の旧正月を前に花や飾りなどを売る恒例の花市が各地で開かれています。

例年、縁起物のきんかんやみかんの木を売る店と並んで政党や団体のグッズを売る店が人気で大勢の人が訪れますが、ことしは抗議活動が続く影響で、政府がこうしたグッズの販売を禁じました。

このため、毎年最も大きい市が立って大勢の人でにぎわう香港島の公園では訪れる人が大幅に減り、閑散とした状態となっています。

店主の女性は「去年に比べて3~4割客が減っている。新年は平安で心配のない年になってほしいです」と話していました。

一方、花市に出店できなかった団体などは抗議活動に関連した商品を販売し、その売り上げで活動を支援しようと独自に市を開き、人気となっています。

九龍半島の商業施設では、若者たちが作った「香港を取り戻せ」といったスローガンが書かれた絵はがきや抗議集会の写真を使ったカレンダーなどが売られ、訪れた人が次々に買い求めていました。

客の男性は「政府が禁止しても市民は別の場所でこうして対抗していく。ここで物を買ってみんなで抗議活動を盛り上げたい」と話していました。

ファーウェイの孟晩舟副会長は、経済制裁を科されているイランと取り引きしたなどとして、おととし12月、アメリカの要請によってカナダで逮捕され、その後、詐欺などの罪でアメリカ司法省に起訴されました。

孟副会長は保釈され、カナダ西部のバンクーバーの自宅で生活していますが、アメリカ側が求める身柄の引き渡しに応じるかどうかを決める審理が20日、現地の裁判所で始まりました。

アメリカとカナダは容疑者の身柄の引き渡しに関する条約を結んでいますが、カナダの国内法では、アメリカで起訴された行為がカナダの法律に照らしても違法だとみなされないかぎり、身柄を引き渡すことは禁じられています。

審理は孟副会長も出廷して行われ、弁護側は、カナダはアメリカの代わりに制裁の実行を迫られているに等しく、アメリカの要請は不当だと主張しました。

そのうえで副会長はカナダの法律に違反しているわけではないとして身柄を引き渡さないよう求めました。

審理は数日続く見通しで、ハイテクや安全保障の分野でアメリカと中国の主導権争いが続く中、裁判所の判断が注目されています。

中国の通信機器大手、ファーウェイの孟晩舟副会長は、経済制裁を科されているイランと取り引きをしたなどとして、おととし12月、アメリカの要請によってカナダで逮捕され、アメリカ側が求める身柄の引き渡しに応じるかどうかを決める審理が20日、カナダの裁判所で始まりました。

これに合わせて、ファーウェイはツイッターに動画の声明を投稿し、広報担当者が「われわれはカナダの司法制度が、副会長が無実であることを証明すると信じている」と述べました。

そのうえで、「ファーウェイは正義と自由を求める副会長を支持し、副会長が家族や同僚、友人たちと、できるだけ早く再会できることを願う」と述べ、身柄を引き渡さないよう訴えました。

審理は数日続く見通しで、裁判所の判断が注目されています。







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