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マクロン大統領は13日、フランス東部のアルプス山脈の最高峰モンブランを訪れ、氷河が後退している現場を視察したあとふもとで演説を行いました。

この中でマクロン大統領は後退を続ける氷河は温暖化の証拠だとしたうえで、過去50年で野生動物の60%が失われるなど温暖化が生物多様性の損失にもつながっていると指摘しました。

生物多様性保全に向けて各国は、ことし10月に中国で開かれる国連の会議で、10年前に名古屋市で合意した「愛知目標」に続く新たな国際的な目標の合意を目指していて、マクロン大統領は「フランスは重要な役割を果たす」と述べ、関連する会合を主催するなどして議論を主導していく考えを示しました。

また演説に先立ちフランス環境省が12日、新たな環境対策を発表し、政府の職場などで使い捨てのプラスティック製品の利用を禁止するほか、来年1月からは公務員の出張で列車での移動が片道4時間か同じ日に往復で6時間を超える場合のみ飛行機の利用を認めることなどが盛り込まれました。

フランスでは来月、地方議会選挙が控えていて、マクロン大統領には関心が高まっている環境問題で取り組みをアピールするねらいがあるとみられます。

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