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フランスのコロン内相は、再来年の地方選挙でかつて務めたリヨン市長に復帰するとして先月、辞意を示し、マクロン大統領から慰留されてきましたが、考えは変わらないとして3日、辞任しました。

71歳で政治経験が豊富なコロン氏は、去年の大統領選挙からマクロン氏を支持し、政権の重鎮としてフランス史上最年少の大統領を支えてきました。

しかし、コロン氏は最近メディアとのインタビューで、マクロン大統領の年金政策は「受給者の負担が増える」と批判したほか、パリでの生活が長いマクロン大統領を念頭に、「私のような地方の人間は、パリの人間に見下されていると感じている」と述べるなど、両者の関係がギクシャクしているのが表面化していました。

マクロン政権では、先月、環境相とスポーツ相が相次いで辞任していて、今回、コロン氏までもが去ったことで、マクロン大統領にとっては大きな打撃になりそうです。

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