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ロシアのプーチン大統領は先月、憲法を改正することで国の権力構造を大きく変えることなどを提案し、有識者などで構成された作業グループが改正案の内容を協議しています。

プーチン大統領は13日、この作業グループの会議に出席し、その際、委員の1人から新たな憲法では、ロシアの領土を譲渡することを禁止するよう規定し、相手と交渉すらすべきでないと提案されました。

これに対してプーチン大統領は、「いくつかの問題について相手国と交渉中だが、アイデア自体は気に入った」としたうえで、「法律家にどう適切に表現するのがいいか依頼しよう」と述べました。

プーチン大統領は、北方領土問題の解決を目指す安倍総理大臣と平和条約交渉を進めていることから、この発言は日本も念頭にしたものとみられ、その意図や憲法で領土について新たに規定されるのかが注目されます。

ロシアの首都モスクワにある日本大使館では13日夜、天皇誕生日を祝うレセプションが開かれ、政府高官や企業経営者など700人余りが出席しました。

ロシア政府を代表して北方領土問題を含む平和条約交渉を担当するモルグロフ外務次官がスピーチし、「令和の時代にも日本とロシアの協力が発展することを願っています」と祝いのことばを述べました。

そして、去年1年間で3回の日ロ首脳会談が行われたことに言及し、「ことしもこの勢いを失わないようにすることが非常に重要だ。両国の間に真の信頼関係が構築できれば、最も複雑かつ敏感な問題であっても解決できるだろう」と述べ、ことし1回目となる首脳会談の早期実現に期待を示しました。

ロシア政府はことし5月、第2次世界大戦の勝利を祝う行事に安倍総理大臣を招待していますが、今のところ日本政府から回答はなく、モルグロフ外務次官の発言には安倍総理大臣の出席を促すねらいもあるものとみられます。

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