「超大型ロケット砲 きのう発射実験」北朝鮮国営メディア#nhk_newshttps://t.co/AmwyEa7gkc pic.twitter.com/rbiXmwVXdR
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月29日
韓国軍は、北朝鮮が、29日午前、日本海に向けて短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体2発を発射し、およそ230キロ飛行したとしています。
これについて、30日付けの朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は国防科学院が、29日「超大型ロケット砲」の発射実験を党の幹部の立ち会いのもと行ったと伝えました。
発射実験は成功し、朝鮮人民軍に引き渡されるとしていて今後、実戦配備される見通しです。
北朝鮮としては、ミサイル技術の向上を図るとともに、新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる中でも、軍の態勢に問題はないと国内外にアピールするねらいがありそうです。
一方、労働新聞は、今回の発射にキム・ジョンウン委員長が立ち会ったかどうかは明らかにしていません。
北朝鮮による発射は今月、これが4回目で、これまでは1面に発射の写真を掲載していましたが、今回は3面で、これまでに比べると控えめな伝え方になっています。
これについて韓国の通信社、連合ニュースは「相次ぐ発射による国際社会の憂慮と非難を意識して、調整したのではないか」という見方を伝えています。
韓国 約70%の世帯に支援金 野党側からは批判 #nhk_news https://t.co/WPnzr8dbA5
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月30日
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は30日、新型コロナウイルスの感染拡大で経済への影響が広がる中、高所得者を除いた世帯に対し「緊急災難支援金」を支給すると発表しました。
対象となるのは全世帯のおよそ70%に当たる1400万世帯で、4人以上の世帯の場合、100万ウォン、日本円にしておよそ8万8000円が支給されるということです。
ムン大統領は「日常の活動を犠牲にして、危機を乗り越えようと協力してくれていることへの慰労と応援だ」と意義を強調しましたが、野党側からは、来月の総選挙を意識したものだと早速批判が出ています。
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