北朝鮮「苦痛返す計画進める」アメリカをけん制 #nhk_news https://t.co/tucsUGgpKR
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年3月30日
北朝鮮は29日も含めて今月だけで4回、短距離弾道ミサイルとみられる飛しょう体の発射を繰り返すなど、韓国との合同軍事演習を中止しないアメリカに反発しています。
こうした中、北朝鮮外務省で新たに米朝協議を担当しているという局長が30日、国営の朝鮮中央通信を通じて談話を発表しました。
この中で、ポンペイオ国務長官が今月25日に行われたG7=主要7か国の外相によるテレビ会議のあとの記者会見で、北朝鮮に対する制裁を呼びかけたと非難したうえで、「対話の意欲は確実になくなった」として、非核化をめぐるアメリカとの協議を再開するつもりはないと強調しました。
そのうえで「長い間、われわれ人民が受けてきた苦痛を、恐怖と不安にして返すための計画を一層進めていく」としてアメリカをけん制しました。
新型コロナウイルスの感染がアメリカでも広がり、トランプ政権が対応に追われる中、軍事力を強化する姿勢を示すことで、米朝協議への関心を引き付けたい思惑もありそうです。
#朝鮮半島