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これは、フランスの首都パリ近郊の病院で救急外来の責任者を務めるコーエン氏、5日までに地元のニュース専門チャンネルのインタビューで明らかにしました。

それによりますと去年12月からことし1月にかけて入院していた肺炎患者の検体を改めて検査したところ、40代の男性患者が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたということです。

この男性の検体はインフルエンザなどの感染を調べるため、去年12月27日に採取し、保存していたということです。

ヨーロッパで最初に感染者が確認されたのはことし1月24日のフランスのケースで、それより1か月近く前に感染していたことになります。

男性には中国への渡航歴はなく、どこで感染したかは明らかになっていません。また、男性は回復し退院したということです。

ヨーロッパではイタリアでも、北部で感染が相次いだ2月下旬よりも前に感染が広がっていた可能性が指摘されていて、今回のフランスのケースは、感染がどのように広がったかを探るうえでの新たな情報として、関心を集めています。

これについて、WHO=世界保健機関のリントマイヤー報道官は5日、記者会見で、新型コロナウイルスがどのように広がったのか、その可能性を理解するうえで興味深い。新型コロナウイルスの感染者は12月上旬には確認されているので、その人たちが同じ時期、中国の武漢からほかの国に渡航した可能性もある」と述べました。

そのうえで、「ここ数か月、もしくは去年12月や11月に似たような肺炎の事例がある国々は、それが新型コロナウイルスによるものでなかったか確認してほしい」と述べ、各国の調査が感染の広がり方を探るうえで助けになるという考えを示しました。

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