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イスラエルに駐在するアメリカのフリードマン大使は16日、ツイッターで、アメリカ政府がパレスチナに対して新型コロナウイルス対策のため500万ドル(日本円にしておよそ5億4000万円)を提供する考えを明らかにしました。

パレスチナ暫定自治区では、これまでに新型コロナウイルス291人が感染していますが、医療機器などが不足していて、イスラエルによる国際法に違反した占領政策が最大の障害になっているとして批判の声が強まっています。

フリードマン大使は支援の理由について「病院や一般家庭を支援するため」と説明したうえで「アメリカは世界最大の人道支援提供国として、この危機でパレスチナの人々への支援に尽力する」と述べています。

トランプ政権は、おととしパレスチナ難民を支援するUNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関に対する拠出金の支払いの停止を明らかにしたほか、ことし1月にはイスラエル寄りの姿勢を鮮明にした中東和平案を発表し、これに反発するパレスチナは、アメリカとの対話を拒否しています。

トランプ政権としては、新型コロナウイルスの危機をきっかけにパレスチナとの対話の糸口を探るねらいがあるとみられますが、パレスチナ側がアメリカからの支援の申し出にどう対応するかは、まだ分かっていません。

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