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イスラエル北部にあるメロン山には例年、ユダヤ教の教えを厳格に守る超正統派と呼ばれるユダヤ教徒およそ4万人が巡礼に訪れます。

ことしはイスラエル政府が新型コロナウイルスの感染対策として巡礼の人数を150人に制限しましたが、12日夜、数千人が聖地に押し入り、かけつけた警察の機動隊と激しく衝突しました。

この衝突で警察官にけがをさせた疑いなどで超正統派の320人が逮捕されましたが、翌日には多くの人が罰金を支払い、釈放されたということです。

現地では11日にもエルサレムで数千人の超正統派がコロナ対策に違反した集会を行い、警察が強制排除しています。

イスラエルでは超正統派のコミュニティを中心に感染が拡大しましたが、その後、抑え込みに成功し、今月、外出制限などの大幅な緩和に踏み切ったばかりです。

このため、地元メディアなどからは超正統派の行動が再び感染の拡大を招きかねないとして懸念する声が上がっています。

安保理では、シリアのアサド政権が反政府勢力の支配地域で3年前に化学兵器を使用したと結論づける報告書を先月OPCW=化学兵器禁止機関が公表したことを受けて、12日、対応を話し合う会合を非公開で開きましたが、安保理外交筋によりますとアサド政権を支援するロシアに加えて中国の代表も欠席したということです。

会合は新型コロナウイルスの感染を防ぐため、各国の代表が代表部の執務室などから参加するビデオ会議形式で行われましたが、分割画面に映し出された15か国の代表の中には中ロの代表の姿は映っていませんでした。

安保理常任理事国の代表が全体会合を欠席することは過去にあまり例がなく、国連幹部の1人は「極めて異例だ」と指摘したほか、安保理外交筋は、ロシアはともかく中国の欠席は予想外だという受け止めを示しています。

中国とロシアはこれまでも欧米と一線を画する立場でしばしば協調してきましたが、去年12月に北朝鮮への制裁解除を求める決議案を共同提案して以降関係をさらに深めていて、今回、シリアをめぐる問題でもその姿勢をより鮮明にしたことで、安保理が結束して行動することは難しくなりそうです。

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