トランプ大統領 国務省の監察官を解任 野党は経緯調査し追及 #nhk_news https://t.co/tSzPLLf38p
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年5月16日
アメリカのトランプ大統領は15日、国務省のリニック監察官を解任すると議会に通知しました。
アメリカメディアが入手した議会への書簡の中で、トランプ大統領は、「監察官に指名した人物は完全に信頼できなければならないが、この監察官はそうでなくなった」として、解任の詳しい理由は明かしていません。
アメリカ国務省は16日、NHKの取材に対しリニック監察官の解任を認めたうえで、後任は別の国務省高官になると明らかにしました。
これに対し、いずれも野党・民主党で、上院外交委員会のメネンデス議員と、下院のエンゲル外交委員長は16日、声明を出し、解任はポンペイオ国務長官の不正行為を調べていたためだという見方を示しました。そのうえで、解任の詳しい経緯について調査を始めたことを明らかにし、政府に関係する文書の提出を求めるなど追及を強めています。
トランプ大統領は先月も国防総省や情報機関の監察官を相次いで解任すると明らかにし、オバマ政権から留任していた監察官を交代させた正当な措置だという認識を示していました。