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韓国ソウル近郊のキョンギ(京畿)道で元慰安婦の女性たちが暮らす施設「ナヌムの家」を運営する仏教系の団体をめぐっては、先月、寄付金をもとに日本円で11億4000万円以上の資産を蓄え、元慰安婦とは関係のない有料の高齢者施設の事業に使おうとしているなどと、一部の職員が内部告発し、警察による捜査が進められています。

こうした中、韓国の大学生23人が、4日、寄付金が元慰安婦のために使われていないとして、団体に対し、5000万ウォン余り、日本円にしておよそ450万円を返還するよう求める訴えをソウルの裁判所に起こしました。

大学生たちは、団体が元慰安婦を政治的に利用し蓄財していると批判していて、裁判で寄付金が返還されれば、元慰安婦のために役立てたいとしています。

韓国の元慰安婦を支援する活動をめぐっては、ソウルの日本大使館の近くで抗議集会を開いている別の団体も、寄付金の使いみちが不透明だなどと指摘され、検察が捜査しており、原告側の弁護士は、この団体に対しても、寄付金の返還を求める訴えを起こすことを検討するとしています。

韓国政府は、島根県竹島について「トクト」と呼んで「韓国固有の領土だ」と主張していて、その周辺海域では韓国軍が年に2回、島への上陸を阻止することを目的とする定例の訓練を実施しています。

韓国国防省は、ことし1回目の訓練を今月2日に行っていたことを5日、明らかにしました。

韓国軍の関係者によりますと訓練には、艦艇7、8隻とF15K戦闘機などの航空機4、5機が参加したということです。

また、今回は新型コロナウイルスの影響で、上陸はせずに海上での訓練が中心となり、一部はコンピューターを使って行われたとしています。

訓練当日の今月2日には、韓国向けの半導体の原材料など3品目の輸出管理を厳しくしている日本政府に対し、韓国政府がWTO世界貿易機関に提訴する手続きを再開すると発表しましたが、通信社の連合ニュースは、当初から計画されていた訓練だと韓国軍が説明していると伝えています。

この訓練について、日本政府は「竹島は、歴史的事実に照らしても、国際法上も日本固有の領土だ」として、繰り返し抗議するとともに中止するよう求めています。

外務省の滝崎アジア大洋州局長は、東京にある韓国大使館のキム・ギョンハン(金敬翰)次席公使に電話し、「竹島は歴史的事実に照らしても、国際法上も明らかに日本固有の領土であることに鑑み、今回の韓国軍による訓練は到底受け入れることはできず、極めて遺憾だ」として、強く抗議しました。

また、ソウルの日本大使館の相馬総括公使が、同様の抗議を、韓国外務省のキム・ジョンハン(金丁漢)アジア太平洋局長に行いました。

#対中露戦

中学1年生の時に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、40年以上もの間、娘の救出活動を続けてきた横田滋さんが5日午後、亡くなりました。87歳でした。

横田滋さんは昭和52年、中学1年生の時に新潟市の学校から帰る途中、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの父親で、40年余りにわたって娘の救出を訴えてきました。

平成9年に拉致被害者の家族会が結成されてからは、会の代表として、妻の早紀江さんとともにすべての都道府県を回り、救出を求める署名活動や1400回を超える講演を重ねてきました。

平成17年の暮れに血小板の難病を患っていることが分かり、これに長年の活動による疲労も重なって、13年前に家族会の代表を退きましたが、「拉致問題への世論の関心を維持しなければ」と、定期的に病院で検査を受けながら各地で被害者の帰国を訴え続けてきました。

平成26年には、モンゴルで、めぐみさんが北朝鮮で産んだ孫に当たるウンギョンさんと面会しましたが、その場にめぐみさんの姿はなく、娘を救出する覚悟を新たにしていました。

早紀江さんとともに“拉致被害者の救出運動のシンボル”として活動の先頭に立ってきた滋さんですが、解決にあまりにも長い時間がかかる中、足腰の衰えに加え、会話にも詰まるようになり、全国を回っての講演活動などは平成28年3月を最後にできなくなっていました。

めぐみさんが拉致される前日の自分の誕生日に娘からプレゼントされた、くしを大切にしてきた滋さん。

高齢となり解決が時間との闘いとなる中、被害者の一刻も早い帰国に向けた北朝鮮の決断と日本政府の取り組みを求めていました。

滋さんは、体調を崩し、おととし4月から川崎市内の病院に入院していましたが、5日午後、亡くなりました。

横田さんの家族はコメントを発表し「先日から入院していた夫の横田滋が本日午後2時57分、老衰のため息を引き取りました。主人と2人で頑張ってきましたが、主人はめぐみに会えることなく力尽き、今は気持ちの整理が付かない状態です」としています。

拉致被害者家族会の代表で田口八重子さんの兄の飯塚繁雄さんは、「ともに救出活動をしてきた横田滋さんが亡くなったことは大変残念だ。こうして長期間、拉致問題を放っておけば、帰国を待つ家族は1人、2人と減ってしまう。このままでいいのか、政府には考えてほしい」と話しています。

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#朝鮮半島