仏大統領が英訪問し連携を確認 外国訪問は3か月半ぶり #nhk_news https://t.co/GDsAaB48sP
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年6月19日
マクロン大統領は18日、ロンドンを訪問してジョンソン首相と会談しました。
訪問は、第2次世界大戦中、ナチス・ドイツに対する抵抗運動を指揮したシャルル・ドゴール将軍が亡命先のイギリスからラジオを通じてフランス国民に抵抗を呼びかけてから80年となるのにあわせて行われました。
会談で両首脳は、両国の歴史的な関係を重視し、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から回復できるよう連携を強めることや、イギリスとEU=ヨーロッパ連合の自由貿易協定などの交渉を加速していくことを確認しました。
両首脳は、感染対策として握手はせず、互いの距離を保って写真撮影に応じていました。
また、これを前にマクロン大統領は、イギリスのチャールズ皇太子も出席した式典で演説し、「ロンドンとロンドン市民は、ドゴール将軍たちを迎えてくれただけでなく、抵抗と自己犠牲の模範を示してくれた」と述べ、謝意を示しました。
マクロン大統領は、ことし2月末にイタリアを訪れて以来、外国訪問はおよそ3か月半ぶりで、感染拡大によって経済が大きなダメージを受けるなか、強い指導者として尊敬を集めるドゴール将軍の功績を振り返り、国民の団結を促すねらいもあるとみられます。
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