ノルマンディー上陸作戦から75年 米仏首脳が記念式典に出席 #nhk_news https://t.co/3V7vLvFTxl
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月6日
ノルマンディー上陸作戦は第二次世界大戦中の1944年6月6日、アメリカ軍を主体とする連合軍がナチスドイツに占領されていたフランス北西部のノルマンディー地方に上陸し、戦況の転換点となりました。
上陸作戦からことしで75年になるのに合わせて6日、ノルマンディー地方にあるアメリカ軍の兵士の墓地で式典が行われ、フランスのマクロン大統領とアメリカのトランプ大統領が出席しました。
マクロン大統領は演説で「われわれを自由にするために戦ってくれた兵士たちを忘れない。人類の歴史で多くの恩恵をもたらしてきた2国間の関係をさらに強化したい」と述べ、改めてアメリカへの感謝を示しました。
これに対しトランプ大統領は「私たちの大切な同盟は戦いの熱の中で築かれ、戦争の試練の中、試されそして平和の恵みの中で証明された。私たちの絆は壊れることはない」とフランスとの結束をアピールしました。
両首脳は地球温暖化対策やイランの核合意などをめぐり溝が深まっていますが、今回の式典ではそろって両国の歴史的な友好関係をアピールした形となりました。
米仏首脳会談 対イランで共通点を強調 #nhk_news https://t.co/OzV3wkGWtX
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トランプ大統領は6日、フランス北西部でノルマンディー上陸作戦から75年を記念する式典に出席したあと、マクロン大統領と会談を行いました。
会談の冒頭、トランプ大統領は「イランをめぐって私たちの間に違いはない。イランに核兵器は必要ないと一致している」と述べてフランスとの連携を強調しました。
これに対しマクロン大統領も「われわれはイランに対する目標を共有している。核兵器を持たせないことだ」と応じました。
イランをめぐってはアメリカが一方的に核合意から離脱し圧力を強めているのに対して、フランスはこれを批判し、合意を守る立場を維持していますが、今回、両首脳は一転して共通点を強調することで連携をアピールした形です。
そのうえでトランプ大統領は「彼らが対話したがっているのは知っている。もしも対話したいならそれはいいことだ」と述べてイランとの新たな交渉に改めて、意欲を示しました。
イランをめぐっては安倍総理大臣が来週12日から訪問する方針を固めていて、事態の打開につながるのか大きな焦点となっています。