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ソビエトベラルーシでは、来月9日、5年に1度の大統領選挙が行われます。選挙では、1994年から26年にわたって大統領をつとめるルカシェンコ氏が6選を目指していて、中央選挙管理委員会は14日、ルカシェンコ氏を含む5人を立候補者として正式に登録したと明らかにしました。

一方、元銀行家で最も有力な対立候補になると見られていた、ババリコ氏については、選挙活動で外国から資金援助を受けているなどとして届け出が却下されたほか、元外務官僚の男性についても、届け出に必要な署名の一部が無効だとして認められませんでした。

ルカシェンコ大統領は、言論弾圧など強権的な政治手法に加えて、新型コロナウイルスへの対応をめぐって「ウォッカを飲めばウイルスを殺菌できる」と発言して物議を醸すなど、国民の支持離れが進んでいるとされているのに対して、ババリコ氏などの支持が急速に広がっていると伝えられていました。

ババリコ氏の支援者は、立候補を認めるよう裁判で争うとしていて「露骨な政敵の排除だ」として国民の反発が広がることも予想されます。

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