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東松:特に大企業で働いていた人はこれまで「この時間は働いてください」と言われて、その間言われたことをやっていればよかった。その大前提が崩れたことによって、自分で主体性を持って仕事をしていかないといけないとなると、主体性のある人とない人で分断ができるのではないかと思います。

岡本:その変化はちょっと前から起きていましたよね。いわゆる「昭和の働き方」というのは、ワークスタイルとか職場が決まっていて、その中で実現可能な人生観とかライフスタイルを選ぶ形だった。それが逆転して、今は先にライフスタイルを決めて、その中で実現可能な仕事を選ぶ、といった価値観の方が幸せな人生を送れる、そういう社会になってきていると思います。

だから、「自分の軸を持っていない人」とか「自分の送りたい人生を持っていない人」にとってみると、生き辛い世の中になってきたな、と。

その変化に気がついて、一歩踏み込んで本当に自分が送りたい人生を選択しよう、という人が増えてきたら、それで日本全体の幸せの総数っていうのは確実に上がるのではないかと思います。

東松:僕の場合は、海外に行ったらまずお気に入りのノートを買うところから始めて、テンションあげてから書きます。そして写真も撮って、その写真を見ながら「なんでこう思ったのかなぁ」って振り返るといったことをしています。

岡本:海外だと10日間くらい日本語入ってこないですよね。自分の心の声しか聞こえないのが、すごくいい内省になるんですよ。本の文字と自分の心の声だけじゃないですか。あの状態を続けると、誰しも自分の価値観にたどり着けるんじゃないかなと思います。

発展途上国に行くと、貧しい暮らしをしている人と出会うことも少なくない。でも、家の軒先とかでおじいちゃんから子どもまで本当にニコニコしながらご飯を食べているのを見ると、東京の満員電車で毎朝死んだ目をしながら出社しているのとどっちが幸せなのか、を考えてしまいます。その時に感じるのは、前者が自分の人生を生きている、ということです。

東松:このコロナの期間が自分と向き合う時間になればいいですよね。今までのことを振り返ったり、今までできなかったことをちょっとやってみるとか。会社や仕事が中心ではなく、自分を中心にして生きる。その上で仕事を頑張る、というほうが、幸福度が高い気がします。

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