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先月26日、商船三井が運航する貨物船がモーリシャスの沖合で座礁した事故では、大量の重油が流れ出て、さんご礁や周辺に住む水鳥など、環境への影響が懸念されています。

専門の業者が回収作業に当たっていて、商船三井は流出したとみられるおよそ1000トンの重油のうち、日本時間の11日朝までにおよそ460トンを回収したと発表しました。

一方、貨物船の中には1600トンの重油と200トンの軽油が残っているということで、船体をタグボートで固定し、ポンプを使って抜き取る作業を進めているということです。

流出した重油の回収作業の見通しについて、商船三井は現場の波の高さなど気象状況が不安定なため、「見通しを示すのは難しい」としたうえで、「モーリシャスおよび日本の関係当局と連携して、船主とともに早期の事態解決に向けて取り組んでいく」としています。

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