【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース https://t.co/E7qgX9VNBe
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2020年8月20日
逆戻り
先週の米新規失業保険申請件数は前週比13万5000件増の110万6000件と予想外に増加。労働市場の回復に時間がかかることを示唆した。市場予想の中央値は92万件への減少だった。一方で、失業保険の継続受給者数は1480万人に減り、4月初旬以来の低水準となった。
アリババの回復ぶり
中国の電子商取引運営会社アリババ・グループ・ホールディングの4-6月(第1四半期)売上高は前年同期比34%増と予想を上回り、新型コロナウイルス流行前の増収ペースをほぼ回復した。アリババが33%株式を持つ金融関連会社アント・グループの1-3月利益がほぼ6倍増の13億ドル(約1380億円)だったことも明らかになった。アントは香港と中国本土で大規模な新規株式公開(IPO)を計画している。
判断先送り
欧州中央銀行(ECB)当局者らは先月15、16日の政策委員会で、景気見通しと必要な金融緩和の規模について不透明感を表明した。20日公表した議事要旨は「9月の会合では、金融政策の姿勢と政策ツールを改めて見直す状況がより良好になっているだろう」と記述。経済活動の展望と「中期的なインフレ見通しがより明確になるはずだ」としており、景気判断を9月に先送りした形であることが分かった。
終値で2000ドル台
20日の米株式市場でテスラの株価が上昇し、終値で2000ドルを上回った。今年3月には350ドル程度の安値まで売り込まれたが、それ以来、株価は5倍余り上昇。時価総額は小売り大手のウォルマートを超えた。テスラは普通株1株を5株にする株式分割を取締役会が承認したと今月発表。株式分割調整ベースの取引は31日からとなるが、それを前に大台を突破した。
名峰にちなんで
スイスのUBSグループは、中核事業である国際ウェルスマネジメント部門の法的構造を再編する。コストを削減するほか、資金を成長市場での融資に振り向けることを可能にする。スイスの名峰にちなんで「リギ」と銘打ったプロジェクトでは、スイス部門にある巨額の顧客預金を、法的な主要部門である「UBS AG」に移す。非公開情報だとして事情に詳しい関係者が匿名で述べた。これにより、スイス外での融資を増やすことができるという。
ウォール街が株式戦略を見直し、米ドルに下押し圧力で https://t.co/nAwEQ5kya4
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6カ月前なら為替レートは世界の投資家の株式選別プロセスにあまり重要ではなかっただろうが、ここにきて、ドルが存在に関わる脅威に直面しているとの警戒感も一部で浮上する中、為替相場が注目を浴びている。
ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループのデータによると、米国外企業の売上高の40%余りはドル相場の影響を受ける。このため、ドル安がさまざまな株式市場への投資をどう変えるかを誰もが見極めようとしている。新興国株が恩恵を受けるとみる向きもあれば、米国の投資価値を指摘する人もいる一方、ドル安が進行すれば日本株は出遅れるとの見方もある。
K2アセット・マネジメントの調査責任者ジョージ・ブーバラス氏は、「史上最速のリスク資産急落の後に続く最も急ピッチな反発は、為替市場に関連した異例のボラティリティーを浮き彫りにした。これらがヘッジや株式投資にどのように影響するかを検討する必要があろう」と指摘。 「為替リスクをもっと認識しなければならない」と付け加えた。
ブルームバーグ・ドル・スポット指数は3月の高値以来約10%下落しており、ドル安の度合いや期間を見極めることが投資家の課題となる。
勝ち組
ニューヨークのヘッジファンド運用者トーマス・J.ヘイズ氏は、ドル安トレンドは高リスクの新興国株と商品の買いシグナルだとみる。グレート・ヒル・キャピタルの会長を務める同氏は「安いドル資金はリスクテークと『高成長』の場所への資金の流れを促す」と指摘。新興国企業のドル建て債務の返済が容易になることも、こうした株式を有望視する理由だとも述べた。
ジェレミー・ヘイル氏らシティグループのストラテジストによれば、新興国株は一貫してドル相場と逆相関の関係にあり、中南米株は最も大きく影響されるという。
ジェフリーズのストラテジストらによる今月の分析によれば、アジアでは中国と香港の企業がドル安から最も恩恵を受ける位置にある。同社ストラテジストらは、「対米輸出業者はドル安で悪影響を受けるものの、こうした時期は通常、世界の株式相場を大いに支える」と述べ、世界のセクター別では「エネルギーや素材、資本財などの景気循環株に大きな恩恵がある」と指摘した。
一方、JPモルガン・チェースはドル安を理由に米国株を有望視。同社ストラテジストらは今月のリポートで、ドル安は外国人投資家にとっての米資産の魅力を高めるとともに外国企業には逆風になると指摘し、米国株への資産配分を引き上げた。
負け組
これに対し、日本株はドル安の恩恵が最も少ないとしばしば指摘される。自国通貨の上昇は日本や欧州の株式パフォーマンスにとって逆風になり得る一方、ドルとの相関関係は新興市場ほど「明確」でないとシティのストラテジストらは分析している。
AMPキャピタル・インベスターズのダイナミックマーケット責任者ネーダー・ナエイミ氏は「ドルが構造的な下落傾向にある場合、円には一段の上昇余地があり、これは当社の見方で日本株の有望度が最下位となることを意味する」と説明。 「新興国市場はドル安の恩恵を受けるが、日本はその逆だ」と語った。
原題:Wall Street Rethinks Stock Strategy as Dollar Risks Rise (1) (抜粋)
金相場は記録的な上昇持続へ、通貨安や刺激策期待で-スカイブリッジ https://t.co/VL0j9f8LAI
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金相場は「著しい通貨安」や追加刺激策への期待を背景に記録的な上昇が持続するとスカイブリッジ・キャピタルが予想した。同社は2011年に金投資から手を引いたが、最近になってエクスポージャーを増やした。
スカイブリッジの共同最高投資責任者(CIO)兼シニアポートフォリオマネジャーのトロイ・ガヤスキ氏はユーロや人民元、新興国通貨を列挙し、「通貨安について考える際、ドルが何に対して下落するかが問題だ。世界中を見渡しても、代替通貨に色めき立つのは困難だ。そのため金が自然な成り行きで代替通貨になるのは明らかだ」と述べた。
Gold seen rising amid `massive currency debasement,' SkyBridge's Gayeski says
ガヤスキ氏はインタビューで金について、「原油や他の商品と比べるとかなり高価だが、11年9月の前回ピーク以降、マネーサプライの伸びに匹敵するほど大きく上昇していない」と指摘。 「来年末までに1オンス=2100-2200ドル前後のレンジになっても驚かないだろう」と語った。Key Speakers At The 2019 SALT Conference
トロイ・ガヤスキ氏フォトグラファー:Joe Buglewicz / Bloomberg
原題:
Gold to Gain on Massive Currency Debasement, SkyBridge Says (1)(抜粋)
#金#gold
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— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2020年8月20日
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