ベラルーシ 大統領選挙後 事態打開の道筋描けず #nhk_news https://t.co/KAWUpprHvo
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年8月21日
ベラルーシでは、今月9日の大統領選挙で不正があったとして、ルカシェンコ大統領の退陣を目指して抗議活動が行われるなど混乱が続いています。
ルカシェンコ大統領の対立候補で反政権派の組織を立ち上げたチハノフスカヤ氏は21日、活動の拠点としているリトアニアで記者会見を行い、「政権側が対話に応じることに同意し、公正な選挙が新たに行われることを強く望む」と述べ、事態打開のためまずは対話に応じるよう求めました。
これに対してルカシェンコ大統領は21日、首都ミンスク郊外の農業施設で働く労働者を前に演説し、「あなたがたはそんな対話を望みますか。私は労働者たちとの対話だけを行います」と述べ、反政権派との対話を拒否する姿勢を明確にしました。
ベラルーシに影響力のあるロシアのプーチン大統領は、双方の対話が不可欠だという考えを明らかにし、フランスのマクロン大統領は、EU=ヨーロッパ連合としてもロシアとともに対話を仲介する準備があるとしています。
ただ、ルカシェンコ大統領が強硬な姿勢を崩さないなか、事態打開に向けた道筋が描けない状況となっています。
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