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民主党の大統領候補であるバイデン前副大統領の支持率は、候補指名を正式に受諾した先週の民主党全国大会後もほどんど変わらなかったことが、26日公表のロイター/イプソスの世論調査で分かった。党大会開催後に支持率が上向かなかったのは4年前の大統領選とは異なっている。

8月19─25日に実施した調査によると、登録有権者の47%がバイデン氏を支持し、40%が現職のトランプ大統領を支持しており、バイデン氏がリードを維持。支持率の差は党大会前とあまり変わらなかった。

2016年大統領選では、民主党候補、ヒラリー・クリントン氏の支持率は党大会後に4ポイント上昇し、当時のトランプ共和党候補も党の全国大会後に支持率が4%上昇した。共和党は今週、全国大会を開いている。

バイデン氏の支持率が高まらなかった理由は複数ありそうだ。党の大統領候補を正式に指名する全国大会は例年より遅いタイミングとなったほか、新型コロナウイルス流行を踏まえてほとんどのイベントがオンラインで行われる異例ずくめの開催となった。

また、今年は浮動票が例年より少ない模様。最新の調査では バイデン氏もトランプ氏も支持しないと回答した登録有権者が全体の約14%と、4年前の約22%を下回っている。

バイデン氏は副大統領候補に黒人女性のカマラ・ハリス上院議員を起用したのを受け、過去1カ月間でアフリカ系米国人の間で支持を広げた一方で、郊外の有権者の間ではトランプ氏に対するリードを縮めた。トランプ氏はバイデン氏が「郊外型の生活スタイルへのあこがれ」に対する脅威だと訴えてきた。

トランプ氏の政権運営全般については、「支持する」は41%、「支持しない」は55%だった。

調査はオンラインで実施され、米国の成人4320人から回答を得た。このうち登録有権者は3829人で、2230人が郊外の居住者だと名乗り、488人がアフリカ系米国人だとした。

世界最大の賭けサイト、英ベットフェア・エクスチェンジによると、11月の米大統領選で再選を目指すトランプ大統領が勝率で民主党のバイデン候補との差を縮めている。

ベットフェアによると、26日までにトランプ氏が勝利する確率は45%。バイデン氏は54%でなおリードを維持しているものの、6月初旬の62%から低下した。

ベットフェアは「大統領候補の正式指名以降、両候補の勝率の差は大幅に縮小した」と指摘した。

#ケイリー・マックナニー

中西部ウィスコンシン州のケノーシャで、23日、黒人男性のジェイコブ・ブレークさんが警察官に背後から至近距離で7回にわたって銃で撃たれて重体となり、現地では、連日大勢の地元の住民らが警察への抗議活動を続けています。

抗議活動の多くは、平和的なものだということですが、夜になると参加者の一部が、警察官に向かって花火や石を投げ、警察が催涙ガスを使うなど、衝突も起きています。

警察によりますと、25日夜には抗議活動のさなか、17歳の少年が銃を発砲して、2人が死亡、1人がけがをして病院で治療を受けているということです。

警察は、少年を殺人の疑いで逮捕して、詳しい状況を調べています。アメリカのメディアは、少年が抗議活動の参加者と衝突し、銃を発砲したと伝えています。

ウィスコンシン州エバーズ知事は、非常事態を宣言し、治安を維持するためとして州兵を派遣していますが、現地では今後も抗議活動が続くとみられ、緊張が高まっています。

これについてトランプ大統領は26日、ツイッターに「アメリカ国内での略奪や放火、暴動は許さない。ウィスコンシン州エバーズ知事は、連邦政府からの支援を受け入れることに合意した」と投稿し、治安維持のため、連邦政府の職員を現地に派遣する考えを示しました。

民主党の大統領候補のバイデン前副大統領は、黒人男性のジェイコブ・ブレークさんが警察官に背後から撃たれたことを受けて、26日、ツイッターに動画を掲載し、ブレークさんの両親や家族と連絡をとったことを明らかにしました。

その上で「撃たれる瞬間の動画はただただ、不快になる。アメリカは、いますぐに融和し、癒しあい、暴力と制度的な差別を終わらせなければいけない」と述べました。

また、副大統領候補のハリス上院議員も、26日に行われたオンラインのイベントで、ブレークさんの家族と話したことを明らかにし、「アメリカでは、人種によって異なる正義の基準があることを示す悲劇的なできごとだ」と述べました。

アメリカ中西部ウィスコンシン州で23日、黒人男性のジェイコブ・ブレークさんが警察官に背後から銃で撃たれて重体となったことを受けて、現地では警察への抗議活動が連日続いており、特に夜になると、警察との衝突や、発砲事件が起きるなど緊張が高まっています。

トランプ大統領は26日、ツイッターに「アメリカ国内での略奪や放火、暴動は許さない」と投稿し、治安維持のために連邦政府の要員を派遣する方針を示しました。

一方、民主党の大統領候補のバイデン前副大統領や、副大統領候補のハリス上院議員は26日、ブレークさんの家族と連絡をとったことを明らかにし、バイデン氏は「暴力と制度的な差別を終わらせなければいけない」と述べるなど、特定の人種だけが取締りの対象とならないよう、警察改革を進める必要性を強調しました。

28日には、首都ワシントンで人種差別の撤廃を訴える大規模な集会が予定され、ブレークさんの父親らも参加する見通しで、2か月余り後に迫った大統領選挙に向けて、人種差別の問題が改めて社会の大きな関心を集めています。

アメリカ中西部ウィスコンシン州で23日、黒人男性のジェイコブ・ブレークさんが警察官に路上で、背後から銃で7回撃たれて重体となり、これをきっかけに現地では数百人が連日警察への抗議活動を行って、一部が建物や車に火をつけるなど緊迫した状況になっています。

26日に記者会見を開いた現地の司法当局は、銃を発射した警察官の氏名を公表するとともに、通報を受けた警察官が、現場にいたブレークさんを制止しようと電気ショックを与える銃を使ったものの、うまくいかず、車に乗り込もうとしたブレークさんのシャツをつかんで背後から7回銃を発射したと説明しました。

さらに司法当局は、当時の警察官の対応が人種差別を禁じる公民権法に違反していなかったかどうか調べるため、FBI連邦捜査局が捜査に加わることを明らかにしました。

今後は発砲が正当だったかだけでなく、警察官の対応が人種差別的だったかどうかについても捜査が進められることになります。

与党・共和党の全国党大会は3日目となる26日、ペンス副大統領が指名受諾演説に臨み、内政や経済、外交などの分野でトランプ大統領と野党・民主党のバイデン候補の違いを強調しました。

このなかでペンス副大統領はトランプ大統領が中国に立ち向かう一方でバイデン氏は中国のチアリーダーとなってきた」と述べ、バイデン氏は中国に弱腰だと主張しました。

また不法移民対策について「バイデン氏は国境を野放しにする一方、トランプ大統領は300マイル近い壁を建設して国境を守ってきた」と述べ、政権の対応が成果をあげていると訴えました。

さらに「バイデン氏は過激な左派のトロイの木馬にすぎない。アメリカを社会主義と斜陽に導くだろう」と述べ、バイデン氏は急進的な左派に操られていると攻撃しました。

そして黒人男性が警察官に背後から銃で撃たれた問題で抗議活動が広がっていることに対して、改めて「法と秩序」を強調し、「バイデン氏ではアメリカの治安は守れない。私たちはアメリカに法と秩序をもたらす」と述べました。

ペンス副大統領は36分間の演説で20回以上、バイデン氏に言及し、トランプ陣営としては保守層に政策や実績をアピールするとともに、バイデン氏を左派寄りだと印象づけることで対立の構図を鮮明にし、中道の有権者の取り込みもはかる狙いもあるとみられます。

一方、ペンス副大統領は政権の新型コロナウイルス対策への根強い批判に対し対策本部のトップとしての取り組みを訴え、「感染の拡大は減速している。世界で最初に安全で効果のあるワクチンを年末までに開発してみせる」と述べて払しょくに努めました。

共和党大会は27日に最終日を迎え、トランプ大統領が指名受諾演説を行って再選への支持を訴えることにしています。

#米大統領

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