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東地中海ではギリシャとトルコが、ともに主権を主張する海域で、トルコがガス田の探査のためだとして、探査船とともに軍艦を派遣し、ギリシャの軍艦と接触する事態となるなど対立が深まっています。

両国が加盟するNATOのストルテンベルグ事務総長は3日、双方の軍の間で偶発的な衝突が起きるのを回避するため、協議を始めることで両国が合意したと発表しました。

しかし、ギリシャのミツォタキス首相は4日、「挑発が終わらなければ対話は始まらない」と述べて、トルコの船が東地中海の海域にいる間は協議に応じないと強調しました。

また、ギリシャ政府の報道官も地元テレビに出演し、「トルコと協議を始めると合意した事実はない」と述べ、対立の仲介に入ったNATOの事務総長の発表をギリシャ側が否定する異例の事態となっています。

IAEAは4日、イランの核開発に関する最新の報告書をまとめ、理事会のメンバーに通知しました。

この中でイランで核物質が保管されている疑いが持たれている2か所の施設のうち1か所を査察し、核物質を検出するためのサンプルを採取したことを明らかにしました。

また、もう1か所は今月下旬に査察するとしています。

今回の査察は、IAEAのグロッシ事務局長が8月下旬に、イランを初めて訪れて、イラン側から協力を取り付けたもので、IAEAは今後、査察内容の分析を進める予定です。

また今回の報告書では、イラン国内の核施設で生産されている低濃縮ウランの量がさらに増え続け、核合意で定められている10倍以上に達していると指摘しています。

IAEAは今月14日から理事会を開き、イランの核開発の最新の状況について理事会のメンバーに説明する予定ですが、イランが査察の受け入れなど柔軟な姿勢を示す一方、依然として核開発を続けていることに対し、アメリカなどが批判を強めることが予想されます。

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