アゼルバイジャンとアルメニアの戦闘 トルコに停戦要請の声 #nhk_news https://t.co/S5cNYXxFqI
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月5日
アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフ自治州をめぐる大規模な戦闘では、アゼルバイジャンが攻勢を強め、5日の時点で双方の死者は260人を超えました。
この戦闘について、トルコが友好国のアゼルバイジャンの立場を支持していて、アゼルバイジャンのアリエフ大統領は5日、「トルコはこの問題への関与を強めるべきだ」と述べて、引き続き支持を呼びかけました。
これに対してアルメニアは、「トルコは事態を悪化させている」としてトルコに対する非難を強めています。
一方、トルコも加盟するNATO=北大西洋条約機構のストルテンベルグ事務総長は5日、「事態の鎮静化のためトルコが大きな影響力を行使するよう期待する」と述べ、トルコに対して停戦に向けた働きかけを強めるよう求めました。
ただ、トルコはアゼルバイジャンを支持する姿勢を変えておらず、停戦への見通しは依然として不透明な情勢です。
キルギス 議会選挙で与党勢力圧勝の見通しに野党支持者反発 #nhk_news https://t.co/EfCFuW4ycv
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月6日
中央アジアのキルギスでは4日、議会選挙が行われ、中央選挙管理委員会の暫定的な集計では、ジェエンベコフ大統領に近い勢力が圧勝する見通しです。
野党支持者は5日、政権側による票の買収など不正があったとして、選挙のやり直しを求めて首都ビシケクなどで抗議活動を行い、地元メディアによりますと、少なくとも数千人が参加しました。
さらに6日未明には、野党支持者の一部が大統領府や議会に突入したほか、ジェエンベコフ大統領と対立し、ことし6月に汚職で有罪判決を受けて収監された、アタムバエフ前大統領を治安機関の建物から解放したと伝えられるなど、混乱が広がっています。
保健省によりますと、治安部隊との衝突で、これまでに1人が死亡、およそ590人がけがをしたということです。
キルギスでは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済が悪化し、ことし3月にはIMF=国際通貨基金から緊急融資を受けました。
その後も有効な対策を打ち出せずにいる政権への不満の高まりも背景にあると地元メディアは伝えています。
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