混乱続くキルギス大統領 一定の条件整えば辞任の意向 表明 #nhk_news https://t.co/fzHmz9eLJr
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月9日
中央アジアのキルギスでは、4日に行われた議会選挙で不正があったとして野党の支持者が抗議活動を行い、混乱の責任を取って首相が辞任しましたが、野党側は大統領の辞任を求め、混乱が続いています。
こうした中、ジェエンベコフ大統領は9日、国民に向けて声明を出し、「国の政治状況は危機的な限界点に達した」としたうえで、「合法的な政府が議会で承認され、国内が法に基づく秩序を取り戻せば、大統領を辞任する用意がある」と述べて、一定の条件が整えば辞任する意向を表明しました。
一方、野党勢力の間ではすでに新しい首相の擁立をめぐって対立が起きていて、今回の表明で混乱が収束に向かうのかは不透明です。
キルギスでは、2005年と2010年に反政権運動の激化で政変が2回起きています。
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