メルケル首相の「恐怖の予言」でドイツの観光産業が大混乱中 : https://t.co/RUjIdzGVy8 #現代ビジネス
— 現代ビジネス (@gendai_biz) 2020年10月15日
そう言えば、メルケル首相も前々から怖い予言ばかりしている。コロナ騒動が始まったばかりの3月、「いずれ国民の60〜70%が感染する可能性がある」という談話を発表したのは記憶に新しい。
当時は、まだドイツでの流行は始まっていなかったが、コロナがどんな病気であるかもわからず、しかも、イタリアで死者が急増していたため、皆の不安が頂点に達していた時期だった。そこへ持ってきて60〜70%と言われたのだから、皆、竦み上がり、どんなことがあっても政府の対策に従おうと心に誓ったものだった。
その後、6月、7月と、コロナは次第に収まっていったが、8月にはまた、秋と冬にコロナが蔓延するだろうと怖い予言をし、9月にも深刻な表情で、「今、我々は危険な賭けをすべきでない」と言った。すると、本当に予言通り、陽性者数が増え、ついに今回のコロナ・サミットだ。
ただ、巷の雰囲気はかなり変わっており、皆が殊勝に規則を守っていた春のロックダウンの時とは違い、今では、怖いのでもっと規則を強めてほしいと言う人と、反発する人にはっきりと分かれてきた。だから、危険地域では警官を動員して、規則に従わない人を取り締まっている状態だ。
政府のコロナ対策を一手に仕切っているのが、ベルリンのロバート・コッホ研究所だ。1891年に設立された感染症専門の研究所で、北里柴三郎もここで業績を残した。現在は保健省の下部組織で、政府と強い協力体制にある。コロナはいまだに毎日トップニュースなので、同研究所の専門家がほぼ毎日テレビに登場し、状況説明もしてくれる。
しかし、わからないことも多い。先週、一度だけARD(公営第1テレビ)が、「新規感染数だけに注目するのはおかしい。死者と重症者の数も含めて状況を判断すべきだ」と主張する専門家を登場させており、それは明らかに、ロバート・コッホ研究所の意見とは異なると感じたが、それきりだ。
また、コロナは軽症でも恐ろしく、ひどい後遺症が残ることがあるというが、インフルエンザでも脳症や肺炎など重篤な疾患を引き起こすことはある。それとの比較はどうなのかも説明がない。
何の研究においても、全ての学者の意見が一つにまとまるはずはなく、特にコロナのように私たちの生活に直接関係する件については、素人も素人なりに、複数の見解を聞きたいものだ。怖い話を聞いて気を引き締めるのは、皆、最初のうちだけで、いずれこのやり方は逆効果になるのではないかと思う。
フランス政府 日本円で1200億円余の支援策 夜間の外出禁止で #nhk_news https://t.co/cxXLmlzebD
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月15日
フランスでは、新型コロナウイルスの1日当たりの新たな感染者が15日に3万人を超えるなど、ことしの春を大きく上回る水準で増加していて重症化する人も増え医療機関への負担が増しています。
これを受けてフランス政府は今月17日から少なくとも4週間にわたって感染状況が深刻なパリとその周辺や、東部のリヨンなど9つの地域で、午後9時から午前6時までの間、外出を禁止するとしています。
この時間帯は薬局を除き店の営業は認められず、仕事や健康上の理由などでしか外出はできません。
フランスのルメール経済相は15日、記者会見を行い「企業の経済的な打撃を最小限に抑えるよう全力を尽くす」と述べて総額10億ユーロ、日本円で1200億円余りに上る支援策を発表しました。
夜間の外出禁止で影響を受ける企業などが対象で従業員が50人未満のレストランやホテルなどに対しては前の年の同じ月に比べて売り上げが50%以上落ち込んだ場合、最大1万ユーロ、日本円で120万円余りを支援するとしています。
夜間の外出禁止にはレストランなどの業界から強い反発が出ていてフランス政府は支援策を打ち出すことで理解を得たい考えです。
「疲れ果てた」仏で医療従事者ら抗議活動 待遇改善など求める #nhk_news https://t.co/Rt41Zb74sZ
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月16日
抗議活動は15日、フランスの医師や看護師など医療従事者で作る組合の呼びかけで国内各地で行われ、このうちパリでは数百人が集まりました。
参加者は「私たちは疲れ果てた」と書かれたプラカードや、スタッフの増員などを求める横断幕を掲げて、政府に対して待遇や職場環境の改善を訴えました。
フランスの看護師の団体が今月行った調査では、57%の看護師が「燃え尽きた状態だ」と答えたほか、3人に1人が「転職したい」と答えるなど疲労感が広がっていることが浮き彫りになっています。
抗議活動に参加した女性の看護師は「疲れを超えて燃え尽きています。私たちをこれ以上、働かせることはできません」と話していました。
フランスでは感染の急速な広がりを受けて、今月17日からパリなどで午後9時から午前6時まで夜間の外出が禁止されます。
これについて抗議活動を呼びかけた組合は「医療従事者の負担を減らすためには待遇や職場環境の改善に加え、外出制限などの厳しい措置の導入も必要だ」と話していました。
フランス イタリア ドイツ 新型コロナ 1日の感染者数が最多に #nhk_news https://t.co/9aFzbRQWP1
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月16日
ヨーロッパでは、新型コロナウイルスの感染が再び急速に拡大しています。
フランスではこのところ、1日あたりの新たな感染者が2万人前後とことしの春を大きく上回っていましたが、15日、初めて3万人を超えて、これまでで最も多くなりました。
感染の急速な広がりを受けて、フランス政府は、17日からパリなどで午後9時から午前6時までの間外出を禁止するとしています。
また、イタリアでも15日、1日あたりの感染者が8800人を超え、これまでで最も多くなりました。
イタリアでは、4月には感染者は減少に転じていましたが夏のバカンスシーズン以降再び増えています。
さらに、ドイツで感染症対策にあたる政府の研究機関は15日、新たに感染が確認された人が6600人を超え、ことし3月下旬のピーク時を上回ったと発表しました。
ヨーロッパ各国では検査体制が以前より充実してきていることから、過去の感染者数と単純に比較はできないものの再び感染が急拡大する中、各国で警戒感が強まっています。
d1021.hatenadiary.jp
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