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レバノンでは、ことし8月に首都ベイルートで190人以上が死亡する大規模な爆発が起き、責任を取る形で内閣が総辞職しましたが、各政治勢力の対立で新たな内閣が発足できず、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、経済的な危機や社会の混迷が深まっています。

レバノンアウン大統領は、22日、前首相のハリリ氏を新たな首相に指名し、組閣を命じました。

指名を受けたハリリ氏は、「困難にあえぐレバノン国民のために経済や社会の崩壊を防ぐことを約束する。残された時間は短く早期に内閣を発足させる」と述べ、組閣を急ぎ、国の再建を進める考えを強調しました。

一方、ハリリ氏は、去年10月、大規模な反政府デモの広がりを受けて辞任に追い込まれただけに、首相に復帰すれば、国民の反発を招くことは避けられないとみられます。

また、異なる宗教や宗派間の利害の調整で組閣が難航することも予想され、新たな政権を樹立し混乱の解消につなげられるかは不透明です。

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