【詳細】横田滋さんお別れの会 早紀江さんらのあいさつ #nhk_news https://t.co/wva1CvASkK
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月24日
皆様、こんにちは。
きょうは滋のお別れの会に今までどれほどお世話になったかわからない皆様方から、このようなたくさんの心を集わせていただいて、滋のことを思い出していただいて、いろいろなすばらしいことばをいただいて、本当に感謝しております。
私たちはただふつうの家族でしかありませんし、夫は本当に家族を大切にする父親でしたので、名誉とか欲とかそんなことは何もなく、家族みんなが朗らかに、楽しく、元気で、そして成長してくれればいいということだけを思っていた人でした。
本当にいろんなところに連れて行ってくれたり、肩の凝らないよいお父さんだったと、私は感謝しております。
そのおとなしい人がですね、大事な娘がいなくなったとたんなんと強くなることかと。
私はもうびっくりするような思いで後ろについて、いつも行動をともにしてきました。
ただただ、めぐみちゃんの幼い頃からのいろんなことが思い出されます。
小さい時ときでしたけれども、お父さんが出勤するときに4階から下に降りて道路に出るときに、網のところからのぞいてお見送りするんですが、毎日必ず、「パパ-、きょうも甘ぐり買ってきてね、きょうも甘ぐり買ってきてね」といつも大きな声で言うものですから、マンションの方たちから「また甘ぐり言ってるよ」と笑われて。
それほど、本当に仲のよい親子でした。
私は双子の男の子に振り回されて忙しい時期でしたので、お父さんがなんでもやってくださって本当に助かりました。
そういった本当にふつうの幸せな家庭ですね。
これは私たちだけでなく、飯塚さんも、有本さんのところも、あとの家族会の方も、本当に同じように一生懸命にみんなが団結して力を尽くして救出のために頑張ってきましたけれども、本当に蓮池さんたちがお帰りになった以外の人たちのことはまだ何もわかりませんし、必ず元気で生きているんだろうということだけは信じながら、毎日祈って、お父さんとお話ししています。
がく然となって自分が落ち込んでしまうと、年がいっておりますので、立ち上がれなくなるという思いがあります。
いつもお父さんはうちの中におりますし、朝起きたら、「お父さんおはよう」、「きょうも元気でいるよ、私だけごはん食べてごめんね」と写真に話しかけて過ごしております。
まだ解決していない、まだ向こうで一生懸命、「助けてくれないなら淡々と頑張るしかないんだ」といつも思いながら、めぐみちゃんたち多くの方、悔しい悔しいという思いをしているのは、本当に、身代わりになりたいという思いが多くあります。
大きな問題ですけれど、どうか、菅総理大臣、加藤官房長官、安倍晋三様、同じ思いの方が力を尽くして必ず実現に向けて頑張っていただきたい。
ただそれだけを私たちは信じて、その日が来ることを期待して、信じて、お祈りしております。
どうか、全国の皆様方、自分たちの子どもだったらやっぱり同じことをするだろうなとお思いになると思うんですね。
「よその人だから気の毒だ」というんじゃなくて、うちもそうだったかもしれない、隣のお子さんだったかもしれないんです。
なんでここになったのかとものすごく悩みましたけど、自分の身内がこうだったら、私だったらどうするだろうかと、本当に真剣に考えていただければ、絶対一緒になって、これは日本のために動かなければならないとお思いになると思うんです。
今回、ここで解決に向けての喜びの日を日本中が迎えることができるように、よろしくお願いいたします。
きょうは本当にありがとうございました。
菅首相「全力で取り組むこと誓う」拉致被害者家族の集会で決意 #nhk_news https://t.co/dSwo3gdZ50
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年10月24日
北朝鮮による拉致被害者の家族らが開いた集会で、菅総理大臣は、家族の高齢化を踏まえ、「一刻の猶予もないという事実を心に刻み、全力で取り組むことを誓う」と述べ、拉致問題の解決に向けた決意を示しました。
この中で菅総理大臣は、ことし拉致被害者の家族の有本嘉代子さんと横田滋さんが亡くなったことに触れ「お2人が存命の間に、お嬢さまの恵子さんとめぐみさんを帰国させることができず、いまだに多くの被害者が北朝鮮に取り残されている現状に対し、大変申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と述べました。
そのうえで、拉致被害者の家族の高齢化を踏まえ「ご家族の、何としても結果を出してほしいという切実な思いと、一刻の猶予もないという事実を改めて心に刻んだ。皆さんと心を一つにしながら全力で取り組むことを誓う」と述べ、拉致問題の解決に向けた決意を示しました。
また、加藤官房長官は「菅総理大臣のもと、政府一丸となって拉致被害者の救出に取り組みたい。すべての拉致被害者の1日も早い帰国に向けて、国民が、拉致に対する怒りと、帰国の実現に対する強い思いを示すことが力強い後押しになっている」と述べました。
d1021.hatenadiary.jp
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