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天皇皇后両陛下は、来月1日に創建100年を記念する祭典が行われる東京の明治神宮に参拝されました。

天皇陛下は28日午前9時半すぎ、東京 渋谷区の明治神宮の本殿へと続く門の前に到着され、その後、皇后さまも到着されました。

明治天皇とその后(きさき)の昭憲皇太后をまつる明治神宮では、創建から100年となる来月1日に「鎮座百年祭」が行われます。

はじめに、モーニングにマスク姿の天皇陛下神職の先導で石畳をゆっくりと歩いて本殿の前に進み、玉串をささげて拝礼されました。

続いて、白い参拝服姿の皇后さまも同じように拝礼されました。

両陛下が明治神宮にそろって参拝されたのは平成14年以来で、18年ぶりだということです。

明治神宮にはこのあと、およそ7か月ぶりに東京 港区の仮住まいから皇居以外の場所に外出した上皇ご夫妻も参拝されました。

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上皇ご夫妻は午前中、来月1日に創建100年を迎える明治神宮に参拝したあと、午後から敷地内にある展示施設を訪ねられました。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ご夫妻が東京 港区の仮住まい先から皇居以外の場所に外出されたのは、およそ7か月ぶりです。

明治神宮には明治天皇とその后(きさき)の昭憲皇太后がまつられていて、記念展の会場には、ゆかりの品など40点近くが展示されています。

このうち、昭憲皇太后が宮中の重要な儀式で着用していた大礼服は、随所にバラの刺しゅうが、ちりばめられています。

皇室とゆかりのある京都の大聖寺や、日本の文化史などの研究機関が修復にあたったもので、作業の中心となったアメリカ人の女性研究者を、上皇后さまが長年支え続けられた経緯もあります。

上皇ご夫妻は担当者の説明に熱心に耳を傾け、質問を繰り返しながらご覧になっていました。

この展覧会は、ことしの12月6日まで東京 渋谷区の「明治神宮ミュージアム」で開かれています。

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秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」になられたことを内外に広く伝える「立皇嗣(りっこうし)の礼」が、来月8日に行われるのを前に、28日開かれた衆議院本会議で、これを祝う「賀詞」が全会一致で議決されました。

「賀詞」は、28日開かれた衆議院本会議で全会一致で議決されました。

そして大島衆議院議長が、天皇陛下秋篠宮さまに宛てた「賀詞」をそれぞれ読み上げ、「今日の佳日にあたり、立皇嗣の礼を挙げさせられますことは、まことに慶賀に堪えないところであります。ここに衆議院は、国民を代表して、謹んで慶祝の意を表します」と述べました。

衆議院は、この「賀詞」を「立皇嗣の礼」に合わせて、天皇陛下秋篠宮さまに差し上げることにしています。

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