https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

アメリカで大統領選挙の結果が判明しないまま一夜明けた4日午前10時すぎ、日本時間の5日午前0時すぎ、トランプ大統領ツイッター「私は昨夜の時点でほとんどの場合、民主党の知事が治める主要な州で確実にリードしていた。しかし、突然出てきた票が集計され始めると、それが次々と魔法のように消えていった。とても不思議だ」と投稿しました。

AP通信の集計などでは激戦州のミシガンなどで当初、トランプ大統領がリードしていましたが、郵便投票の開票も進む中、バイデン氏と激しい競り合いになったため、こうした状況を指摘しているものとみられます。

そして世論調査の専門家を名乗るものは完全に間違っていて、これは歴史的な過ちだ」としたうえで、その後の投稿で「郵便投票の票の束を集計するたびに、なぜこんなに票差が変化し、なぜこんなに破壊力があるのだ?」と記し、郵便投票について改めて不正を主張して、不満を示しました。

また、「彼らはペンシルベニアで当初あった50万票の差を早く消してしまおうとやっきになっている。ミシガンや他の場所でも同様だ」「彼らはバイデンの票をあちこちで見つけてまわっている。アメリカにとってとてもまずいことだ」と投稿しました。

一方、一部の投稿について運営会社は、誤解を招く可能性があるとして注意を呼びかけるとともに、自動的には表示されないようにする措置をとりました。

トランプ大統領は勝敗を大きく左右する激戦州、中西部ミシガン州でバイデン氏が勝利したと各メディアが伝えた直後、ツイッターに投稿し、ペンシルベニア州ジョージア州ノースカロライナ州の選挙人は私たちが獲得した。いずれの州でも私たちは大きくリードしている」と一方的に宣言しました。

3日に投票が行われたアメリカ大統領選挙は再選を目指すトランプ大統領と政権奪還を狙う民主党のバイデン前副大統領が激しく競り合う展開となりました。

一夜が明けた4日も開票作業が続き、ABCテレビは激戦州の中西部ウィスコンシンとミシガンの2州でバイデン氏の勝利が確実になったと伝えました。

この2州は前回4年前の選挙でトランプ氏がいずれも僅差で制し、当選の大きな要因となったとされています。

選挙に勝利するには全米各州に割りふられた選挙人の過半数270人を獲得する必要があり、この結果、トランプ大統領が214人、バイデン氏が253人となりました。

バイデン氏は記者会見し、勝利宣言するつもりはないとしながらも、「270人の選挙人を獲得するために必要な州でわれわれが勝利しているのは明らかだ」と述べました。

そのうえで、「すべての票が集計されるべきだ」と述べるとともに「票の集計が終了すればわれわれが勝者になると信じている」と強調し、最終的な勝利に自信を示しました。

一方、トランプ大統領は4日、ツイッターに「昨夜の時点で主要な州でリードしていたが突然、出てきた票が集計され始めると、それが次々と魔法のように消えていった」と書き込み、郵便投票の集計が続いていることに強い不満を示しました。

またトランプ大統領の陣営の幹部は電話会見で「すべての『合法な票』が適切に集計されれば勝利する自信がある」と述べ、トランプ大統領が郵便投票をめぐる不正を主張する中、集計の打ち切りを訴えました。

さらに陣営は激戦州ウィスコンシンで再集計を求める考えを示すとともに、ミシガンで集計の一時差し止めを求めて提訴したと明らかにし、法廷闘争で対抗する姿勢を見せています。

郵便投票をめぐって、トランプ大統領が不正があるなどと主張して集計の打ち切りを求めて提訴し、法廷闘争で対抗する姿勢を見せる中、郵便投票の集計を最後まで行うよう求めるデモ行進が全米各地で行われ、参加者は「すべての票を数え終わるまで待とう」などと訴えました。

このうちニューヨークでは4日、中心部に数百人が集まり、「すべての票が大切だ。すべての票を数えよ」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げて行進しました。

集まった人たちは幅広い世代にわたり、「民主主義を守ろう」とか「票を数え終わるまで待とう」などと声を上げていました。

ニューヨークでは大統領選挙後の混乱に備えて警戒態勢が続いていて、今回のデモ行進でもトランプ大統領の支持者との衝突を警戒して大勢の警察官がかけつけました。

参加した男性は、「トランプ大統領は選挙を盗もうとしている。声をあげることで私たちの票を守りたい」と話していました。

激戦州の1つで、いまも集計が続いている中西部ミシガン州の開票所には、集計作業に不正がないか自分の目で確認しようという市民が大勢詰めかけました。

最大都市デトロイトにある開票所では、集計作業に不正がないか開票台の近くで確認する一般の人たちを「チャレンジャー」として登録を受け付けています。

投票日翌日の4日、開票所には「チャレンジャー」になろうと大勢の市民が集まりましたが、担当者が「定員を超えた」として受け付けを停止し会場の外に出るよう求めたため、それに納得しない市民との間で激しい口論になりました。

開票所内に配置された警察官も出て事態の収拾にあたりましたが、入場を認められなかった人たちは「これは不正な手続きだ」などと口々に抗議していました。

首都ワシントンの警察は、現地時間の4日未明、ホワイトハウスの周辺で男女3人が何者かに刺されてけがをしたと発表しました。

3人のけがはいずれも軽いということです。

地元の複数のメディアは、被害者は、過激な極右団体「プラウドボーイズ」のメンバーを自称していると伝えていて、警察で確認を進めています。

開票作業が続く激戦州の東部ペンシルベニア州や西部アリゾナ州など合わせて7つの州の選挙管理委員会の責任者などが4日、相次いで会見を開いたり声明を発表したりし、開票作業の進捗状況について明らかにしました。

▽東部ペンシルベニア州選挙管理委員会の責任者が記者会見を開き、「事前に予想していたとおり、郵便投票の集計に時間がかかっている。まもなく郵便投票の最初の半分の集計を終えるところだ」と述べました。
そのうえで、「まだ数百万票の票が残っていて、今後、数時間から数日かけて順次、開票結果が出てくる」と述べました。
そして、「軍の関係者と国外に居住する有権者の郵便投票の締め切りは10日の火曜日だ。すべての人の票を確実に集計する」と述べ、最終的な選挙結果が確定するまでには時間がかかるという認識を示しました。

▽西部アリゾナ州の知事は、「まだ数十万票の集計が終わっていない。3日から4日にかけて数時間ごとに順位が入れ代わっている」という声明を発表し、集計が終わるまで結果を見守る必要があるとしています。

▽南部ジョージア州選挙管理委員会の担当者が記者会見し「まだ20万票ほどの集計していない票や、最大で5万票の期日前投票の票が残っている」としたうえで「4日中にひととおりの集計が終わるよう努力している」と述べました。

▽南部ノースカロライナ州は、3日の消印がある郵便投票を12日まで受け付けるため、結果は13日まで確定しないとしつつも、5日の正午までに最初の非公式な集計結果を発表するという見通しを示しました。

▽中西部ミシガン州は「24時間以内に最初の非公式な集計結果が出る見通しだ」としたうえで、最終的な結果は6日までに発表できるという見通しを示しました。

▽中西部ウィスコンシン州は、票差が1ポイント未満の場合は、州の法律によって候補者の申し出により再集計が可能だとしていて、トランプ陣営は、すでに票の数え直しを求めるとしています。

▽西部ネバダ州の選挙管理委員会は3日以降に届いた郵便投票や疑問票以外の集計は終了したとしたうえで、「5日の朝9時まで新たな集計結果は発表しない」とツイッターに投稿しました。

民主党のバイデン氏は、日本時間の午前6時ごろに記者会見し、勝利宣言をするつもりはないとしながらも「270人の選挙人を獲得するために、必要な州でわれわれが勝利しているのは明らかだ」と述べました。
そのうえで「すべての票が集計されるべきだ」と述べるとともに「われわれが勝者になると信じている」と強調しました。

また「対抗する陣営やその支持者と、さまざまなことでどれだけ根深く、対立しているかも理解をしている」としたうえで「彼らは敵ではない。彼らとわれわれを引き寄せる力は引き離す力よりも大きい」と述べ、民主党支持者のためだけでなく、アメリカ人全員の大統領として国を統治すると訴えました。

トランプ大統領が郵便投票など集計作業が続いていることを巡って「重大な不正行為だ」として集計をやめるよう主張しているのに対し、民主党のバイデン前副大統領の陣営は、選挙キャンペーンのホームページに、「すべての票の集計が終わったとき、バイデン氏がアメリカの次の大統領になる」というメッセージを載せ、票の集計が終われば、バイデン氏が勝利すると強調しました。

d1021.hatenadiary.jp

「ひとりがたり馬渕睦夫」#56

再選される。

#米大統領

d1021.hatenadiary.jp