タイ 国王の車列にデモ隊 「3本指」立てるポーズ 異例の抗議 #nhk_news https://t.co/wgGf57Gp5N
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年11月15日
タイではことし7月以降、プラユット首相の辞任や王制の改革を求める大規模なデモが相次いでいて14日も、バンコク中心部の広場に若者が集まり、抗議活動が行われました。
抗議活動が続くなか、デモ隊の近くをワチラロンコン国王の車列が通りかかると、若者たちは主催者の呼びかけのもと車列に背を向け、3本の指を立てるポーズをとりました。
このポーズは強権的な政治に対する抵抗のシンボルとして使用され、先月デモ隊が王室関係者の車列に示したことがありましたが、国王の車列に対しては異例で、これまでタブー視されてきた王制に対する批判が一段と強まっています。
デモに参加した26歳の女性は「人々が不満を抱いていることを知ってほしい。デモは長期化しているのに政府は何もしてくれておらず、要求が実現するまでデモを続けたい」と話していました。
一方で、デモを続ける若者に対抗して王室を支持する人たちが集会を相次いで開催していて、国民の間で対立が深まることも懸念されます。
ミャンマー総選挙結果 スー・チー氏率いる与党が圧勝 #nhk_news https://t.co/e0LondCR4L
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年11月15日
ミャンマーの選挙管理委員会が14日夜、発表した開票結果によりますと、選挙で争われた議会の上院と下院の合わせて476議席のうち、▽NLDが獲得したのは396議席、▽旧軍事政権の流れをくむ最大野党のUSDP=連邦団結発展党は33議席、▽さまざまな少数民族の政党は合わせて47議席となりました。
NLDが獲得した割合は全体の83%を占め、半世紀以上に及んだ軍主導の政治を終わらせ、歴史的な政権交代を果たした前回5年前の選挙をさらに上回る圧勝となり、強固な政権基盤を築きました。
スー・チー氏は支持者に感謝を伝えるメッセージを出していますが、これまでのところ、明確な勝利宣言はしていません。
一方でNLDは、さまざまな少数民族政党に協力を呼びかける声明を発し、政権2期目に向けた足場固めを早くも始めています。
ミャンマーの新政権は、来年3月に発足する見通しです。
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