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式典は、24日、台湾南部の高雄にある造船所に新しく建てられた潜水艦専用の建造施設の前で行われ、蔡総統のあいさつなどの部分だけ取材が許可されました。

この中で蔡総統は「きょうの建造開始を通して、主権を守る台湾の強い意志を世界に見せる。潜水艦は、海軍が台湾本島を取り囲む敵の艦艇を抑止するための重要な装備だ」と述べました。

中国軍が大規模な軍備増強を続け、台湾周辺で空母を航行させるなどして圧力を強めているのに対し、新鋭の潜水艦を持つことが抑止力の向上につながるという認識を示したものです。

台湾は現在、外国製の潜水艦を4隻保有していますが、いずれも老朽化しています。

歴代の政権は新しい潜水艦の取得をはかってきましたが、中国の影響力もあって各国から購入できない状況が続いたため、みずから建造することを決定していました。

24日建造を開始した潜水艦は、2025年に軍に引き渡される予定です。

茂木外務大臣は、24日から2日間の日程で日本を訪れている
中国の王毅外相と午後5時半ごろからおよそ1時間半、外務省の飯倉公館で会談しました。

会談の冒頭、茂木大臣は「日中両国の安定した関係は、地域、国際社会にとっても極めて重要だ。また、ともに責任ある大国として、新型コロナウイルス対策、気候変動、貿易投資など、国際社会が直面する重要課題に取り組み、貢献していく必要がある。それは日中両国の関係の強化にもつながると考えている」と述べました。

そのうえで「きょうは2国間、そして地域、国際社会におけるお互いの関心事項について、きたんのない意見交換を行いたい」と呼びかけました。

これに対し、王毅外相は「中日両国は、一衣帯水の近隣にあり、長期的な協力のパートナーでもある。双方がタイムリーに戦略的な意思疎通を行う必要があり、新型コロナウイルスの感染の中、対面交流が実現したことは大変有意義だ」と述べました。

そのうえで「双方が感染症対策などの分野で協力を深化させ、ともに多国間主義を守り、新時代の要請に合致する両国関係の構築を確実に推進し、地域、ひいては世界の平和と安定を促進するためにしかるべき貢献をしていくべきだ」と述べました。

両外相は夕食をともにしながら引き続き、新型コロナウイルス対策など幅広い分野で意見を交わすことにしていて、日本側は中国による海洋進出や香港情勢などへの懸念も伝えるものとみられます。

王毅外相の日本訪問について中国外務省の趙立堅報道官は、24日の記者会見で「現在の中国と日本の関係は、安定的な発展を続けている。今回の訪問を通じて、新型コロナウイルス対策や経済活動の再開についての協力を深めるとともに国際的な問題についての協調を強化し、両国関係のさらなる発展を推し進めたい」と述べて、期待を示しました。

中国としては、アメリカとの対立が激しさを増す中で、アメリカの同盟国である日本への王毅外相の訪問を通じて、いわゆる「中国包囲網」を切り崩したい思惑もあるものとみられます。

中国共産党系のメディア「環球時報」の英語版は、24日の紙面で、「極めて重要で必要な訪問だ」と強調したうえで「大統領選挙のあと、アメリカの今後の外交方針が定まらない中、東アジアで最も重要な2国間関係の1つである日中関係は、不確実な中でも、確実で揺るぎないものを追求しなければならない」と指摘しています。

アメリカが、大統領選挙をめぐって政治的に不安定な状態にある中、その隙を突く形で、アメリカの同盟国である日本との関係を一層強固にすべきだと主張したものとみられます。

日本との間では、歴史認識や領土をめぐる対立などがあるものの、経済分野での協力は一致できる点が多いとして、東アジアを中心に15か国が参加するRCEP=地域的な包括的経済連携の推進や、TPP=環太平洋パートナーシップ協定への参加について、意見を交わしたい考えです。

中国としては、多国間の自由貿易の枠組みに積極的に参加する姿勢を示すことで、アジア太平洋地域における影響力を高めたいねらいもあるとみられます。

茂木外務大臣は、中国の王毅外相との会談後、そろって記者発表にのぞみ、沖縄県尖閣諸島周辺海域に関する日本の立場を説明し、前向きな行動を強く求めたうえで、今後も意思疎通を行っていくことを確認したと明らかにしました。

また、新型コロナウイルス対策の入国制限措置をめぐり、短期滞在と長期滞在双方のビジネス関係者などを対象に、今月中の往来の再開で合意したことも明らかにしました。

中国の王毅外相は茂木外務大臣との会談後の記者発表で、沖縄県尖閣諸島について、「われわれは自国の主権を守っていく」と述べて、中国の領有権を改めて主張しました。

そのうえで、「敏感な海域での事態を複雑化させる行動を回避するとともに、問題が発生した場合は直ちに意思疎通と対話を通じて、適切に対処すべきだ」と強調しました。

さらに、「双方の共同の努力を通じて東シナ海を平和と協力の海にしていきたい。これが基本的な両国の共通利益に合致している」と述べました。

#反中国#対中露戦#習近平伏魔殿体制=旧体制

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