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8日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて104ドル9セント高い、3万173ドル88セントでした。

イギリスで新型コロナウイルスのワクチン接種が始まり、普及が進むのではないかという期待もあって、買い注文が先行し、一時、3万246ドルまで上昇し取り引き時間中の最高値を更新しました。

IT関連銘柄の多いナスダック、それに主要500社で構成する「S&P500」の株価指数は、それぞれ値上がりして、終値での最高値を更新しています。

市場関係者は「ワクチン普及への期待が膨らむ一方で、アメリカでの追加の経済対策をめぐる与野党協議が進んでいないとして、相場の重しになった」と話しています。

有効で安全
ファイザーとビオンテックが開発した新型コロナワクチンは感染予防において有効性が高く、EUAの承認を妨げるような安全上の懸念はない。FDAのスタッフが報告書に見解をまとめた。報告書は、10日に開かれるFDAの諮問委員会の会合に先立ち提出された。FDAは会合後速やかに使用許可へと動く可能性がある。

土壇場の機会
ジョンソン英首相は9日にブリュッセルを訪れ、フォンデアライエン欧州委員長と協議を行う。英首相府が明らかにした。英国とEUの通商協定成立に向け土壇場のチャンスとなるが、会談を控えて首相は、交渉が失敗したと認めるべき時が来るかもしれないと警告した。

新たな提案
米経済対策協議を巡りマコネル上院院内総務は、民主党が州・地方自治体向け支援を取り下げる見返りに、自身が強く主張しているコロナ関連の賠償請求訴訟から企業を守る免責条項を棚上げすることを提案。中小企業支援や失業保険給付の拡大、ワクチン配布の財源を含むコロナ対応という共和・民主両党が合意できる3分野に集中すべきだとの考えを示した。

84人が昇格
英銀バークレイズは、コーポレート・投資銀行部門の84人をマネジングディレクターに昇格させる人事を発表した。トレーダーが所属するマーケッツ部門からは38人と、最も多くが昇格。新マネジングディレクターの4分の1以上は女性だ。

食い込めるか
米アップルは同社初のオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン「エアポッド・マックス」を発表した。ボーズやソニーといったライバルがせめぎ合う競争の激しい市場に参入する。価格は550ドル(約5万7000円)と高額だ。市場に流通する多くの競合製品と同様に、ワイヤレスペアリングやノイズキャンセリングの機能を搭載している。

ゴールドマン・サックス・グループがウォール街の銀行で初となる中国証券合弁事業の完全取得に近づいている。中国が自国の金融市場の対外開放を進める中で、本土事業を積極的に拡大する道を開く。

  社内文書によると、ゴールドマンは中国合弁である高盛高華への100%出資に向けた規制当局の認可を得る手続きを始め、未保有株の49%分の買い取りで合弁パートナーと正式契約した。香港在勤の広報担当者が内容を確認した。

  ゴールドマンによる今回の動きで北京高華証券との17年にわたる協業を終え、600人への人員増強や資産運用・ウェルスマネジメントの強化など中国事業の拡大戦略を追求する上で自由度が増す。

ゴールドマン、中国で人員倍増計画-今後5年で600人に

  デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)とジョン・ウォルドロン社長、スティーブン・シェール最高財務責任者(CFO)は連名の文書で、中国本土でフランチャイズを完全所有することは中国への大きなコミットメントならびに対中投資を示すものだと説明した。

  中国合弁への出資比率を71%に先月高めたJPモルガン・チェースなども合弁の完全取得を目指している。

原題:Goldman Sachs Racing to Be First With 100% of China Venture (1)(抜粋)

自社の株式を長期間、保有してくれる個人投資家を増やすため、株主向けに商品やサービスを提供する株主優待制度を導入する企業はここ数年、増加傾向が続いてきました。

しかし、投資家に企業情報を提供している野村インベスター・リレーションズによりますと、ことし9月末の時点で株主優待制度を導入している企業は1524社で、去年の同じ時期より8社減っているということです。

前の年より減ったのは、いわゆるリーマンショックの影響が続いていた2010年以来、10年ぶりです。

新型コロナウイルスの感染拡大による業績の悪化で、株主優待制度を廃止してコストを削減しようという企業が増えているためで、外食を含めた小売業やサービス業で廃止するところが目立つということです。

分析にあたった千葉博文さんは「株主優待の導入企業が減少したとはいえ、安定株主を求める企業の姿勢に変わりはない。優待を楽しみにする個人投資家も多く、今後は新しい生活様式に合わせた優待制度を取り入れる動きも出てくるのではないか」と話しています。

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